''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

肌寒い。今夜は、おでんにしてみましょうか より。

朝からの冷たい雨です。
雨音で、眼が覚めました。
気温が下がると、温かいモノがご馳走に感じます。

不思議な食べ物に、おでんがあります。
おでんと言えば、寒い冬のイメージです。
でも、よく考えると、年中どこかで見かけます。
やはり、コンビニのおでんが、最大の要因かもしれません。

最近は、オフィス街でも、夏場のおでんは人気です。
冷房が強すぎるので、逆に温かいおでんが食べたくなるようです。
そうした要望に、夏でもホットの缶コーヒーなどの温かいモノが売られています。
最近のコンビニでも、エコの流れを受けて、夏でも常温の缶やペットボトルの飲み物が売られています。

私にとっても、それは願ったりかなったりです。
夏でも、朝には熱い飲み物を飲みます。
それが日常です。

夏でも、海の家に行けば、焼きそばやラーメンと並んで、おでんが売られています。
冷やしおでんと言うのもありますが、おでんは、熱々が美味いです。
ダチョウ倶楽部の芸風ではありません。
笑いに熱々のおでんは要りませんよ。

食べ物に、罪はないです。
食べ物を、粗末にしてはいけません。

おでん研究によると、気温に関係するようです。
確か記憶だと、前日比に対して、5度気温が下がると、急におでんの消費が増えるようです。
俗に言う「体感気温」と言う奴ですね。

コンビニ然り、スーパー然りと言うのを聞いた事があります。
寒いからと言うだけで、短絡的に「おでん」の発想ではないようです。
やはり、おでんは、不思議な食べ物ですよ。
ですから、「体感気温」を感じる秋口が、コンビニで一番おでんが売れるようですね。

急におでんが食べたくなります。
じゃ、いつでしょう?
はい、今でしょう。(ちょっと古くなった感じはあります)

と言う事で、昨晩の晩酌タイムのメインは、おでんでした。
播州人の私には、やはり、おでんと言うのは、よそ行きの言葉です。
播州人なら、関東煮(かんとうだき)でしょう。

今回作ったのは、明らかに播州関東煮(かんとうだき)ではありません。
言葉だけで、私がいつも作るのは、普通のおでんです。
播州関東煮(かんとうだき)が、恋しくなる時があります。

甘くどい播州関東煮(かんとうだき)は、どうも日本酒の肴になりにくいです。
子供の時の記憶が、ありますからね。
甘党の私ですから、肴にして呑めると思います。

でも、あっさりをベースにした暮らしを、すでに四半世紀以上過ごしていますから、少し遠ざかります。
でも、播州関東煮(かんとうだき)の特長のしょうが醤油で頂くことは、よくあります。
やはり、あの甘くどい播州関東煮(かんとうだき)じゃないと、本当の美味さは感じないです。
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今回のおでんも、具だくさんです。
ごぼう天、野菜天、ちくわ、玉ねぎボール、肉団子、はんぺん、がんもどき、豆腐、じゃがいも、こんにゃく、巾着(餅入り)、手羽元、と12種類ほど入った豪華版です。
うーん、美味そうです。
すじ肉の代わりに、鶏肉の手羽元を入れました。

一度、お湯で下ゆでしています。
そうしないと、おでんの出汁が、脂や汚れで濁ります。
下ゆでしたので、手羽元も、ほろほろしています。
出汁は、かつおと昆布のダブルの合わせ出汁です。

旨みの相乗効果を狙います。
練り物から出る魚の旨み、それに、鶏肉の旨みが、3乗4乗と、旨みの正のスパイラル効果を企みました。

これには、燗酒がお供しましたね。
うまいと声が、漏れました。
この日の昼ごはんに食べた煮込みハンバーグも、美味かったです。
この日は、ラッキーディーだったのかもしれません。

お手軽な価格で、家呑み出来る喜びです。
家呑みは、いいですね。
ほっとします。
バードディスクに録画していた番組を見ながら、晩酌タイムが、私には至福ですよ。

ささやかなプチ幸せを体感出来ます。
それが、私の分に合っている幸せです。
ありがたいですよ。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁を得たと、感謝しております。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。
それを願うばかりです。
今日も一日、私も世の中も、平穏無事でありますようにと念じます。

最後まで、早い時間からの高速(高足)の宴の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。