朝からの雨に、目が覚めました。
昨日と片付けで、体が痛いです。
2日続けてオフでしたので、今日も片付けをしておりました。
昨日と片付けで、体が痛いです。
2日続けてオフでしたので、今日も片付けをしておりました。
もちろん、修理をするにも、部品の在庫がないと思われます。
10年以上の前の製品には、部品がない事が多いです。
すでに処分を依頼しました。
10年以上の前の製品には、部品がない事が多いです。
すでに処分を依頼しました。
元はと言えば、主君内匠頭の無分別によります。
一国一城の主にあるまじき、軽率な振る舞いに端を発します。
一国一城の主にあるまじき、軽率な振る舞いに端を発します。
吉良の殿さんは、名君です。
ここから始まる物語もあります。
ここから始まる物語もあります。
世の中には、常に、吉良憎しの風潮があります。
大抵の赤穂事件は、勧善懲悪の世界です。
小説もそうしたものか多いし、ドラマや映画もその流れにあります。
大抵の赤穂事件は、勧善懲悪の世界です。
小説もそうしたものか多いし、ドラマや映画もその流れにあります。
しかし、昨日も書いた池宮彰一郎の小説の中で、『その日の吉良上野介』という作品があります。
丁寧な指導を、いじめに捉えた内匠頭が、密かに吉良殿に交趾の大亀を差しだします。
交趾の大亀とは、茶の湯に使う香入れです。
その品は、天下にまたとない名品です。
丁寧な指導を、いじめに捉えた内匠頭が、密かに吉良殿に交趾の大亀を差しだします。
交趾の大亀とは、茶の湯に使う香入れです。
その品は、天下にまたとない名品です。
内匠頭の曾祖父・戸田采女正長重(ながしげ)が、二代将軍秀忠公の側近として、功ありて、密かに下賜された秘蔵の品と謂れを持ちます。
値にして、金500~600両、欲しいとあれば、1000両でも高いとは思わぬ品と、上野介殿の査定です。
値にして、金500~600両、欲しいとあれば、1000両でも高いとは思わぬ品と、上野介殿の査定です。
茶道具の目利きにかけては、相当なもののようです。
その上野介殿と言え、喉から手が出るほど欲しいようです。
その逸品を、内匠頭が、そのままお納め願えないかと持ちだした。
その上野介殿と言え、喉から手が出るほど欲しいようです。
その逸品を、内匠頭が、そのままお納め願えないかと持ちだした。
それも、指導の方を、何卒お手柔らかにして貰いたいとの、添えの言葉が付きます。
ここで、吉良殿も気が付いた。
厳しい指導が、いじめでなったのではないのに、それを誤解されたことに驚いたようです。
もちろん、吉良殿が、しめしと手に入れることはなかったという設定です。
ここで、吉良殿も気が付いた。
厳しい指導が、いじめでなったのではないのに、それを誤解されたことに驚いたようです。
もちろん、吉良殿が、しめしと手に入れることはなかったという設定です。
これが、後の「この間の遺恨、覚えたか」に繋がったとの推測に、繋がります。
家来には、華美な進物など決してならぬと言った手前、厳しい指導がいじめに思えたと言う事です。
その上に、賂まで差しだしても、それを拒否されたと言うのが、もっと腹立たしかったはずです。
武士として、一国城主の大名としての意地までも、沽券にされたと言う事になります。
家来には、華美な進物など決してならぬと言った手前、厳しい指導がいじめに思えたと言う事です。
その上に、賂まで差しだしても、それを拒否されたと言うのが、もっと腹立たしかったはずです。
武士として、一国城主の大名としての意地までも、沽券にされたと言う事になります。
ここまで来れば、いつ爆発しても可笑しくなかったはずです。
その結果、刃傷に及んだと言う流れに、小説として持って行かれています。
少し、他の作品とは、違った切り口になっています。
その結果、刃傷に及んだと言う流れに、小説として持って行かれています。
少し、他の作品とは、違った切り口になっています。
この時の、上野介殿は、凛として、源氏の血筋である本来のお姿です。
高家としての家に恥じないように、指導しているつもりでも、どうもいじめているような気持ちに捉えられては、やり切れないです。
その苦悩が記されています。
私の中では、名作に思えます。
高家としての家に恥じないように、指導しているつもりでも、どうもいじめているような気持ちに捉えられては、やり切れないです。
その苦悩が記されています。
私の中では、名作に思えます。
料理を盛る器にも、交趾は使われることがあります。
盛り付けのセンスが、必要になりますね。
盛り付けのセンスが、必要になりますね。
今年も忠臣蔵どこかの局でやるんでしょうかね。
少し楽しみです。
少し楽しみです。
日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁を得たと、感謝しております。
ありがたい仏縁を得たと、感謝しております。
最後まで、今日の気持ちは大亀ならぬ、ちょっと大虎になりたい気分の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。