''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

明日は、印刀と印材で、篆刻作りに挑戦です より。

仕事の帰り、ぷらっとKAWACHIに立ち寄りました。
KAWACHIって言うのは、画材屋さんです。
仕事場の近くにあるのを知りましたので、立ち寄りました。

いろんな画材が置いてあります。
短冊に、書を書き記してもいいでしょう。
こうした短冊に、禅語を書いても趣があります。

はたまた、和歌や俳句もいいでしょう。
和紙に、文人画みたいに、賛と絵を書き記すのも、風情があるというものです。
若い頃、漢文が好きでしたので、漢詩も幾つかそらんじることも出来ます。

国破れてサンガリア~、それはテレビのCMですね。(トホトホー)

私の好きな中国は、現代のような政治的な思惑を感じさせない純粋な書と漢詩の世界です。
その中にあって、「国破れて山河あり」は、仏法世界にも通じる世界観です。

とは言え、そんな思文閣の田中氏の漢詩の読み下しが聞こえてきそうです。
そこまでの位置には、到底到達出来ていません。

あんな達筆な書(癖のある書体)をすらすらと読み下す事は出来ません。
それならと、高校で習った篆書・隷書の書体に、癖があります。
一字書きならと、篆書にしてみるもの面白いです。

一字書きで、入賞して、人生が変わった人も居ましたね。
福田鴨亭と言えば、知る人の知るかの北大路魯山人の書家としての名前ですよね。
岡本可亭(岡本太郎の祖父)の内弟子となって、日本美術展で入選して、ここからが古美術、美食、陶芸の道に進む入り口かも知れません。

魯山人の作品の中で、書が好きですね。
それも、店の屋号など看板などに書かれた篆書や隷書は、いいと思います。
大きな屏風にした、いろはものは、私の好みではありません。
京都・「八百三」さんの「柚味噌」の書体は、いいですね。
福田大観の号での書体も、いいですね。

やはり、大陸の風に当たらないと、ああした字が書けないのでしょうかね。
私も若い頃、大陸の風に当たりました。
その頃、中国の印材屋で、いろんなものを買ったことがあります。
その時の、印刀も所持しています。
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刃物ですから、研いでやらないと、使えません。
その為、手軽な印刀を購入です。
印材は、河原町五条上がった画材屋さんで、まとめ買いしていました。

じゃ明日は、印でも彫りたいと思っています。
どんなものが出来るのか楽しみです。
私の愛用の印は、「かんとうしょうえ」の「え」の文字です。
個人の名前の印も所持しています。

作品に押してやりたい気分です。
明日は明日の風が吹きます。
雨なら、家で印彫りしてみたいですね。

日々の暮らしに、ささやかな幸せがあります。
ありがたいと感謝して暮させてもらっています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、辛抱(春望)して、すべて印に耐えざらんとした欲した話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。