''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

DECOY にて、最初の晩餐 より。

朝からどんよりとした空模様です。
新しい生活が始まって、幾日か経ちます。
何やら記念日と言うのは、女性の考え方でしょうね。

でも、私の中で、いろんな意味で食事は大切な行事です。
夫婦になって最初の晩餐は、ある意味大きいと思われます。
我が家でも、最初の晩餐がありました。

貧家ですから、晩餐と呼べるような食事ではありませんが、物事には、最初の「一」がありますからね。
少し前に、二人して、阪神百貨店に行った時に、最初の晩餐用にと買い求めた白ワインがありました。
お供には、私好きな白カビのチーズも求めました。
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白ワインは、鴨のパッケージのDECOYの2012 デコイ シャルドネ 【2012 "Decoy" Chardonnay】です。
ネットの販売サイトでは、このワインの特徴を、下記のように表現されています。

オレンジの花、蜂蜜とクリーム・ブリュレのリッチなアロマ。
瑞々しいトロピカルフレーバーにクリーミーな口当たりがなめらかに口中に広がり、
サッパリとした酸とふんだんな果実味を後味に感じます。

【飲み口】辛口•フルボディ
【生産地】カリフォルニア/ソノマ・カウンティ
【造り手】Duckhorn Wine Company(ダックホーン・ワイン・カンパニー )
【品種】100% シャルドネ

もちろん、阪神百貨店で試飲をさせてもらいました。
私の気に行ったのは、やはりサッパリとした酸味でしょうね。
私好みです。
簡易ボトルキャップにしては、1本3,780円は贅沢な白ワインだと思います。

癖がなく呑みやすいワインでしたね。
それに、私の好きな白カビのチーズとも相性がいいです。

この日の晩餐は、クリームシチューとパケットパンも添えて、副菜には、フライを用意していました。
この白ワインとは、比較的相性がいいと思います。

熱々の牛乳たっぷりのクリームシチューに、熱々のバケットパン、そして、白カビのチーズと、三位一体の様相に、白ワインの四位、五位の混在する旨みが良かったと思います。

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最初の乾杯には、妻の友人ゆうこりんから頂いたビレロイ&ボッホのグラスを使用させて貰いました。
なかなか貧家にしては、絵になります。
絵の鴨を見ると、少し第二の故郷京都の鴨川を思い出します。

すでに、京都伏見からやって来て早1年が過ぎました。
もちろん、新しい生活をする為の前乗りの為の転居でもありましたからね。

ここから始まる生活があります。
不安も強いです。
どうなるのやらと、不安も募りますよね。
それでも、前に進むだけです。

禅の言葉、禅語に「万法帰一」(万法一に帰す)と言うのがあります。
すべの始まりは、「一」なんですね。
孟子道徳経』の中に、「道、一を生じ、一、二を生じ、二、三を生じ、三、万法を生ず」とあり、これが「万法帰一」(万法一に帰す)なんですね。(『禅語の茶軸 一行物』羽賀幸四郎著 淡交社刊)

仏教的な意味合いも深いです。
私のような凡夫が論じる所ではありません。
しかし、物事に一なくして、二や三がないのは道理です。

一日一日を大切に過ごす事によって、先の未来が存在するわけです。
明日と言う日は、今日を精一杯に生きないと、ある意味存在しないのかもしれません。
肝に銘じたいものです。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、話に、お付き合い下さいまして、
最後まで、ある意味呑ん兵衛をBecause I love youと誘惑する話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。