今年もやって来ました喫茶チョ去の便り より。

毎年、バレンタインには、「喫茶チョ去」と言うようにしています。
お茶をされる方なら、爆笑の筈です。
茶室のお軸に掛けてある禅語の中に、趙州従諗(じょうしゅうじゅうしん)の「喫茶去」のもじりです。

有名な「喫茶去」の意味する所は、大変深いです。
単なる意味となると、「まあ、お茶をおあがり」のような意味になるようです。
ただ、趙州従諗和尚のお茶を頂くと言う事に、同じ心構えで頂くと言う事になるのでしょうね。(『禅語の茶掛　一行物』羽賀幸四郎著　淡交社刊　より)

今日ぐらいは、茶心ある方なら「喫茶チョ去」と言って、チョコをすすめるのは、遊び心があっていいですよね。

今日の仕事場に、ありましたよ。
ささやかな労りのチョコです。
仕事場の若い女性Mさんからの差し入れの手作り「チョコブラウニー」です。
お気遣いありがとさんです。
ゴチになります。

一人一つのルールですから、写真だけ二つにして撮りました。
くれぐれも、ルールは守って、二つは食べていませんよ。
悪しからずです。

今日も忙しかったです。
5日間休みを頂いていましたので、久しぶりの仕事に目が舞いました。
こりゃ如何と、グロッキーです。
あれやこれらと、3時間以上の残業です。

昼時に頂いたチョコの甘さは、疲れた体を労わってくれます。
忙しさのあまりお茶を呑む間もなかったです。
帰って、チョコレートポンポンでも食べたい気分です。
とはいっても、明日も仕事ですから、いつもの晩酌にウイスキーは呑みません。

その辺、凡夫のサガで、捨て切れていないものがあり、まだまだ執着が強いみたいです。
その欲が、人としての苦悩の始まりでしょうね。
多くを求めず、世間の自爆から時離れたいです。

今日も何とか一日を精一杯過ごせたと思います。
ありがとさんです。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、香り豊かな甘いスイーツの話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。