''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

郷里播州から送ってもらった茄子を、焼き茄子にしてみました より。

今朝も雨でした。
今日は早番でしたので、朝の4時前には家を出て仕事場に向かいました。
先ほど帰って来た所ですが、やはり、クタクタです。
やはり、睡眠不足が一番の原因です。

 

なかなか体がパテます。
この6月にして、バテたら大変ですが、蒸し蒸した感じと、睡眠不足です。
熟睡出来ていないのが、最たる原因ですよ。

 

こんな時は、野菜たっぷりの刺激のあるカレーを食べて、食欲復活です。
それが、前日のカレーでした。

 

その日も、郷里播州から送ってもらった夏野菜がいっぱいでした。
その中にあった先日の夏野菜カレーでも使った茄子です。

 

多分千両茄子だと思いますが、今が旬です。
焼いても煮ても、炒めても美味い茄子ですが、一番その味わいを知るのは、焼き茄子かもしれません。

 

もちろん、漬物も美味いです。
久しぶりに、糠漬けの茄子が食べてみたくなりました。
この時期なら、泉州の水茄子も有名ですね。
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漬物より好みなのが、焼き茄子です。
焼いただけの茄子ですが、なかなか奥が深いです。
すりおろしただっぷりのショウガとかつお節と一緒に頂きたいです。

 

写真は、かつお節をトッピン具していませんが、食べる時には、これでもかって位に、フリフリしてみるのもいいです。
でも、ショウガは何を置いても必要ですよ。

 

播州人にとって、ショウガは特別な存在です。
海が近いので、練り物製品も有名ですね。
これに合わせるのは、ショウガ醤油です。

 

播州のおでんと来れば、ショウガ醤油が付きます。
コンビニでも、ショウガ醤油が付くくらいです。
意外なほどポピュラーな食べ方です。

 

最近では、洒落て「おでん」と言う事が多いですが、播州では、「関東煮(かんとうだき)」と呼ぶのが一般です。
要するに、一杯呑み屋さんの感覚です。
駄菓子屋さんにも、関東煮はあります。
そんなお好み焼き屋さんの風貌が、関東煮の存在です。

 

気取った食べ物ではありません。
関東煮の汁の色は、真黒です。
知らないと得体の知らない食べ物です。
そこに、醤油と砂糖の甘くどい味が、基本です。

 

静岡の静岡おでんの黒はんぺんみたいに、汁は呑みません。
それは、同じ感覚です。
この甘くどい味の中に、ジャガイモやらごぼう天や平天の練り物が、鎮座しています。

 

これらの煮込んだ練りモノには、ショウガ醤油がよく合います。
もちろん、コンニャクや大根にも、味のアクセントがいいんです。
この時期なら新ショウガで、おでんもいいですね。

 

冷しおでんは、播州では論外です。
おでんは、熱いに限るです。
ダチョウ倶楽部の上島竜平さんの名言かもしれませんよ。(ヤァー!!)[手を添えてね!!]

 

かの美食家の魯山人は、おでんは日本酒に合わないと述べていたと記憶していますが、燗酒とおでんは、会うと思います。
ただ、脂っこいネタは、確かなそうかもしれません。

 

焼き茄子なら、ショウガとかつお節の効いたものなら、日本酒にはあうと思いますね。
魯山人も、これには反論はないと思います。
焼き茄子なら、熱々も、冷しても、美味いと思います。
この時期なら、少し冷まして頂くのも、美味いです。

 

確かに池波正太郎氏の食べ物の記述の中に、焼き茄子の赤だしを薦めている所があったと記憶していますが、上から粉山椒をフリフリしても、美味いです。
汁椀に、焼き茄子をカットして、それに赤だしを静かに張る。
ここに、粉山椒を一振りです。
青味に、刻んだ三つ葉もいいですよ。

 

出汁の効いた赤だしが呑みたくなりました。
小さくにぎったおにぎりもあるといいです。
おにぎりは、ワカメごはんにしてもいいし、沢庵を刻んだごはんもいいし、ショウガ飯でもいいですよね。

 

食が元気を戻します。
旬の食材を上手に使って、気持をリフレッシュしたいです。
元気は、体だけでなく、精神も元気でないと、本当の元気ではありません。
梅雨の時期を上手に乗り切りたいものです。

 

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、ショウガだけに、明日晴れになれよと神頼みしたな話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。(ショウガだけに、ジンシャー(神社)ですからね)