''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

朝のフルーツ 九度山の柿 を食らう より。

朝からいいお天気です。
今日は、オフ日です。
最近は、少しお疲れモードですからね。

 

寝ても疲れが抜けません。
そんなお年頃になったと言うわけです。
先日の健康診断も、あまり期待の出来ない結果を予想しています。

 

意外にも血圧が高めです。
我が家の家系の母方に、血圧の高い方が多いです。
それも、伯父には、血圧が高いと子供心に記憶しています。

 

脳の血管が目詰まりして、手足にしびれが残っていたのを記憶しています。
俗に言う「脳卒中」でしょうね。
オペもしましたが、子供ですから余り詳しい話は理解できなかったですが、「脳出血」も起こしていたのではないかと推測されます。
それで、急遽オペしてのだと思われますね。

 

脳卒中」と呼ばれる病気には、いくつかの種類がありますね。
大きく分けて、脳の血管がつまる「脳梗塞(のうこうそく)」と、脳内で出血する「脳出血」でしょうね。

 

日頃の食生活と大きな関わりがある食習慣の病気だとも言えます。
塩分の過剰摂取だとか、コレストロールの多い食事をする食生活だとか、いろんな要因が多いのも、この手の病気の一つです。

 

コレステロールも、まるで悪者のように言われますが、人間の体に必要不可欠なものです。
ただ、先日も書きましたように、いいイメージの善玉と悪いイメージの悪玉のLH比が、2倍を超えると、こうした「脳梗塞(のうこうそく)」の病状が出るみたいですね。

 

数値の多寡でなく、荷物で言うと、持って行った量と、もって帰って来た量のバランスに着目すべき点なんでしょうね。
持って行った量が、帰って来た時に少ないと、血管に付着して、こうした病状が出ると言う論理的考察になるわけでしょうね。

 

血管の中で、血液の流れがいいと、こうした予防になります。
食品で言うと、そばがいいと言います。
私もそば好きです。

 

先日の健康診断でも、血液採取している最中、止血しても血液が止まらないと言う些細なアクシデントがありました。
こんな時には、「びっくりぽん」です。
とりあえず、流行の流れには、便乗です。

 

「びっくりぽん」と言えば、NHK連続テレビ小説「あさが来た」も、快調な滑り出しのようです。
なかなか面白いですよ。
奇想天外な歴史を無視したような話の流れも、気にしません。

 

あさが来たと言えば、休日の朝ごはんです。
今日の朝ごはんは、トーストとブロッコリーのサラダ、それに鮭のクリームシチューです。
朝からほっこりします。
もちろん、嫁の作ってくれた食事です。

 

こうした時、あー、二人暮らしてしているんだと、実感します。(すぐに・・・・なりますけど)
ささやかな幸せです。
壊したくないささやかな日常に感謝です。
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決まって、トリに出されるのが、朝のフルーツです。
頂き物ですが、あの九度山の柿のようです。
九度山と言えば、真田と思い浮かべば、余程の歴史好きです。
来年の大河も、真田に着目です。

 

九度山の柿は、有名だと聞きます。
なかなか美味いです。
あまり柿好きではない、私が丸々1個ぺろりと食べたくらいです。
もちろん、種なしの柿です。

 

妻の隣の会社の方に頂いたお土産です。
この場を借りて、私からお礼を述べさせてもらいます。
と言っても、まさか自分のあげたモノが、ブログの記事になっているとは、つゆとは知らずにですけどね。
気持ちですから、ありがとさんと公共のネットを使って、お礼の意味も含めて、記事にしました。

 

歴史好きと言えば、柿と言えば、思い当たるのは、「石田三成」でしょう。
石田三成とは呼ばずに、「治部少輔」や略して「治部」と言葉を発せられるはずです。
石田三成の官位が、従五位下・治部少輔になります。

 

天下分け目の関ヶ原の戦の張本人でもあります。
配置といい、軍勢といい、机上の作戦の上なら、石田方の勝利は確実だったはずです。
戦下手の三成にあっては、豊臣軍と言う気概と現実の戦意が、大きくずれていたことに、人の気持ちを察する能力に欠けていたと言う事でしょうね。
政治の上での事務処理能力は、抜群です。

 

有能な官吏であっても、戦を知らない戦国武将では、到底戦で勝つことは出来ないですね。
豊臣家の中でも、武闘派の加藤清正などの現場主義とは、遇い入れません。
豊臣と言う旗を掲げれば、こうした戦にはならなかったはずです。

 

それに漬け込んだのが、天下を治める器のあった家康公でしょうね。
豊臣と徳川の戦を、石田と豊臣の戦にしてしまった策士の腕前かもしれません。

 

最も大きなとばっちりを受けたのは、豊臣の総大将の毛利輝元でしょう。
徳川封じに領地の布陣を置いた東海道戦国大名が、皆徳川に着いたのですからね。
城も食料も、差出です。

 

その対抗する上で、最も大きな戦功をあげたのは、山内家でしょう。
一躍、四国土佐20万石(当時は土佐国9万8千石)ですからね。
関ヶ原の戦では、何もしていません。

 

しかし、これが幸いした訳です。
武勇が優れた豊臣恩顧の大名は、関ヶ原の戦で、大大名になったのもつかの間、少し先では、領地召し上げ、お家断絶などの、冷たい処遇です。

 

その点、山内家は、何分にも、いろいろ有ったものの、幕末まで安泰路線に乗っていましたね。
両者の差は、些細なものだったはずです。
いち早く、豊臣から徳川に天下の情勢を見極めた才です。

 

関ヶ原で敗走した三成は、再起をかける為に、大坂に戻ろうとしていた最中、家康の命令を受けて、三成を捜索していた敵称・田中吉政の隊に捕縛されたことになっています。

 

三成に関る逸話も多いです。
その中にあって、柿に関るものがありますね。

 

三成が、京の六条河原で処刑直前に、警護の者に喉が乾いたと言うので、水を所望した。これに対し、警護の者が「水は無いが、柿がある。水の代わりに柿を食せ」と言われたが、三成は「柿は、胆の毒であるので、食さない」と答え、警護の者は「すぐに首を刎ねられる者が、毒断ちして何となるのか」と失笑したと聞きます。
これに対して、三成は「大志を抱く者は、最期の最後の時まで、命を惜しむものだ」と泰然として言い放ったと言う逸話があります。

 

真偽の程は、分かりませんが、三成ならあると言う三成アルアルでしよう。
(因みに、漢方世界では、柿は胆の毒ではなく胆にはいいと聞きます)
柿膾(かきなます)の時期になりましたよ。
胆は、五臓六腑を指す言葉で、肝臓などの内臓を意味しますからね。
肝臓には、柿は良いと聞きます。

 

池波正太郎氏も、酒呑みには、柿を食べることを薦められています。
そこで、出て来るのが、柿膾(かきなます)です。
過去に記事にしています。
快心の出来ですから、一度ご覧下さい。

 柿なます(柿膾)って、自分的にはこんな風でございなます。

 

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、火の気の多い戦場では食べられない柿厳禁の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。