''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

明けてしまって、その前に、ふぐ雑炊と大晦日の年越しのそば より。

明けましておめでとうさんです。
今年もよろしくです。

とは言え、ブロガーのサガです。
年内行事と同時と記事や写真をアップします。
しかし、時系列を追っていくので、行事事は、一日遅れが多いです。

今年も同じで、時系列を追えば、大晦日の記事になります。
仕事納めのてっちり(ふぐ鍋)と来れば、翌朝は、ふぐの雑炊になります。
夜遅くの重い食事は避けて、翌朝の粥がいいでしょう。
その粥替りのふぐ雑炊にしました。
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やはり、雑炊の横綱ですよね。
雑炊の世界なら、西のすっぽん、東のふぐです。
雑身のない意味から言えば、すっぽんよりふぐの方が、紙一重でふぐ雑炊に軍配が上がります。

写真は、愛用の瓜の茶碗に、盆は萩と鶉の会津塗です。
何だかな、盆は嫁の所蔵品です。
オークションで、嘘のような激安でゲットしています。
送料の方が、10倍近く高くつきますよ。

人参も花型に切っています。
この辺りは、芸が細かいです。
味は、もちろん、旭ポンズを少し垂らして、頂きました。
やはり、ふぐ雑炊は、美味いです。

晦日のこの日は、朝からヘルシーな食事でした。
それとリンクするのか分かりませんが、夜の食事は、こちらも軽い目のキツネそばです。
年越しのそばになります。
天ぷらそばでなく、きつねそばにしました。
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関西の多くの地域で、きつねと言えば、きつねうどんを指し、そばの場合は、たぬきそばと言う事が多いです。
たぬきと言う言葉は広いです。
京都では、たぬきと言えば、餡かけの天にショウガの乗せたものです。

また、てんかす入れたモノを、たぬきそばと言う事があります。
まず、きつねがあって、次に来たのが、たぬきですからね。
たぬきの定義が、薄いです。
地域地域で、たぬきがあっていいと思います。

きつねは、関西の大阪が発祥地です。
陰陽師安倍晴明の母が、狐と言う伝承です。

伝承では、摂津国東生郡の安倍野(現在の大阪府大阪市阿倍野区)に住んでいた安倍保名と恋仲になった葛の葉との中で出来た子供が、安倍晴明と言う事になっています。
葛の葉が、狐と分かってしまって、晴明の下を去ります。
その時の別れの歌が、有名です。

恋しくば 尋ね来て見よ  和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉

きつねうどんを「しのだ」うどんと呼ぶことがあります。
「しのだ」とは、信太の森の「信太」ですね。
どうやら、信太の狐と、きつねうどんが、名前の上で関係があるみたいですね。


きつねもたぬきも、人を化かすという事に帰来するみたいですが、料理上では、きつね色は美味しい色で、たぬき色は、色を付け過ぎた美味しくない色との定着があります。

人を化かすのは、きつねやたぬきでなく、やはり、人が人を化かしますから、人が一番怖い物かもしれません。
この娑婆世界でも、いろんなことがありますからね。

神仏のご加護が何より必要になります。
ありがたいことです。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、新年から、軽食からの軽い話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。