''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり 小鉢 豆もやしのナムル より。

朝から強い日差しの居間で、ゆっくりと過ごしています。
朝から嫁の病院検査に向かいました。
と言う事は、愛娘ゆうゆうと二人きりの時間です。
とは言え、ゆうゆうは、未だ夢の中です。

もうすぐ、火が付いたように、泣くと思います。
すぐに駆けつけて、抱っこマシーンと化しますからね。
子供が出来て、いろいろと生活が変化した事は間違いありません。
ただ、いろいろありますが、楽しい暮らしに違いないと思います。
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先日、仕事帰りに夕食の用意をしていた嫁が作ってくれた小鉢の一品です。
豆もやしのナムルのようです。
私が作るナムルとは、少し味付けのペースが違いましたが、これはこれで我が家の味です。

私が作るナムルは、ゴマ油と塩、これに鳥ガラベースの粉末スープをちょい足して、物によっては、ここに少し醤油を挿します。
少しいいゴマ油と塩だけで、ささっと仕上がります。
コクを出すには、鳥ガラベースの粉末スープを効かせると、それっぽい味になります。

本場のナムルの味とは違いますが、家庭の味付けなら、これで十二分です。
ただ、豆もやしは、その加熱方法にテクが必要です。
やり方がまずいと、豆もやしが、独特の臭みが付いたままになりますからね。

昔は、もやしと言えば、「もやしッ子」と揶揄されたモノです。
しかし、もやしの旨みを知れば、そんな侮蔑的な中傷はないと思います。
もやしは、偉大ですよ。
それに安いです。

庶民にとっては、ありがたい食材です。
ラーメンに入れても美味いし、肉と一緒に炒めて、もやし炒めにしても美味いです。
ナムルにしても、ごま和えにしても、晩酌の肴には持ってこいです。
もう一品欲しい時には、重宝に活躍します。

京都では、豆腐が、後もう一品欲しい時に使われる代表的な食材です。
京都では、昔から何かもう少し欲しいと言えば、豆腐と狂言と言われます。
狂言は、あの芸能の狂言ですね。
昔は、地域の催し物に、狂言を呼んで場を盛り上げたと聞きます。

私も京都にいた時、稲荷神社の能舞台で、狂言をされていのを何度も見た事があります。
面白しろいと思いましたね。
能舞台が、あちらこちらにあるのも、京都ならではです。
少し大きな神社さんには、能や狂言の出来る舞台がありますからね。

やはり、地域の力と言うのが強いと感じます。
大人から子供まで、楽しめると思います。
「さればでござる」

豆腐だけでなく、もやしも使いたによって、もう一品の小鉢に早変わりします。
やはり、重宝な庶民の味方の野菜です。

宝石の原石・カリナンみたいな夢の話ではないけれど、豆腐ももやしも、調理法によって、美味しい一品にもなります。
宝石の原石・カリナンなら、Ⅰ~Ⅸの9つですが、豆腐なら、最低でも『豆腐百珍』と『続豆腐百珍』の200の豆腐料理があるくらいです。
もやしも、これに劣らず、100以上はあるでしょう。

もやしラーメンやもやしスープに始まり、脇役でなく、主役の存在です。
禅の言葉、禅語にある『主人公』にも繋がります。
どんな時にあっても、どんな場所にあっても、あなたが、あなた自身の人生の主人公ですよ。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、南無(ナム)から始まるありがたいの話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。