''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家のスィーツものがたり さくら餅 より。

昨日の記事の続きになります。
春の定番のスィーツと言えば、和菓子の中では、さくら餅です。
定番中の定番です。

我が家でも、嫁が手作りのさくら餅です。
家で食べられるとなれば、花見のスィーツには、ちょうどいいですからね。
三色団子もありますよ。
花より団子の例えもありますね。
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桜の葉の塩漬けは、国産モノをネットで見つけてゲットです。
安いモノは、中国産ですが、やはり、子供の口にするかもしれないなら、国産に限ります。
やはり、国産ですよ。

国産の伝統のあるモノと言えば、話芸があります。
さくら餅が出て来る落語の噺が『花見小憎(はなみこぞう)』があると聞きます。
まだ聞いた事がない噺ですが、六代目春風亭柳橋師匠の十八番だったようですね。

この噺に出て来る「さくら餅」が長命寺桜もちのようです。
雑誌『サライ』1997年3月20日号の特集「噺に出てくる名店9軒 『落語の味は老舗の味』」の中に記されています。

この長命寺桜もちを愛した人に、正岡子規にいるようで、店の2階に下宿していたと雑誌の中で、記されています。
「花の香を 若葉に込めて かぐはしき 桜の餅(もちい) 家づとにせよ」など数首を残されているようです。

これまた店の寳でしょうね。
滝沢馬琴も、随筆集『兎園小説(とえんしょうせつ)』の中で、この店のさくら餅が、1年間で38万個以上売れたと書き記されていると解説されていたほどの、本当の老舗ですね。

我が家のさくら餅は、道明寺粉を使わず、餅米に食紅で着色したモノです。
ほのかなさくら色が、食欲をそそります。
味は、格別です。
家で作ったと言っても、分からないほどです。

私なら、そう思います。
まあ、桜の葉の塩漬けが、店で売られているモノと同じですからね。

皆さんは、桜の葉の塩漬けをさくら餅一緒に食べる派ですか?、それとも外す派でしょうかね。
私は、一緒に食べるようにしています。
これまた、趣があります。

ありがたいと感謝です。
ご馳走様でした。
美味しかったよ。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、我が家の寳モノの長命を念じた話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。