''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

熊本産 紅ぽっぺ の朝ごはんのフルーツ より。

少し前の事になります。
郷里播州の家から貰った頂きものがありました。
何やら、甘い香りに、導かれます。

苺の甘い香りが、大変好きです。
春のフルーツと言えば、私の好物の苺が頭を過ります。

早速、朝ごはんのフルーツに頂いた次第です。
フルーツは体にいいとされます。

その中でも、朝の金、昼の銀、夜の銅と言われるように、朝のフルーツが、より有効的だと聞いた事があります。
休日の朝に、サンドイッチとホットのブラックコーヒー、それにフルーツ盛りです。
イメージ 1

この日の朝のフルーツは、頂き物の熊本産 紅ぽっぺでした。
香りといい、味といい、酸味といい、いいですね。
朝から元気になりそうです。

私の好物のフルーツと言えば、他にも、リンゴやミカンなどの柑橘類も大好物です。
それに、意外なところを上げると、枇杷が好きなんです。
何とも言えない食感なんでしょうね。
タネが大きいのは、ご愛嬌です。

あの枇杷の色も好きですよ。
そうそう昨晩の『開運!なんでも鑑定団』ご覧になられました?
石坂さんの代りに、新司会の福澤朗さんの登場に、何か毛色が違うと、違和感を感じる事もありましたね。

そうそうその枇杷色の名品がありましたね。
井戸の茶碗でした。
確か、鑑定額も、2000万円でしたね。

見るからに、井戸の茶碗でした。
「たれか ある?」
そんな断り受け取らないの声を思い出された方は、余程の落語通です。

落語『井戸の茶碗の話です。
主要な登場人物は、千代田卜斎(ちよだぼくさい)[ 裏長屋に住む浪人で、美しい娘さんがいます]
高木佐久左衛門(たかぎさくざえもん [ 細川家家臣で、参勤交代で江戸勤番になった若い侍]
くず屋の清兵衛(せいべい) [くず屋を生業にする行商人で、「正直清兵衛」と呼ばれた大変な正直者]

ひょんなところから、裏長屋の千代田氏から、くず屋が預かった仏像から、大金が出て来ます。
買ったモノから、50両と言う大金が出てきたら、貰っておけばいいものを、売主に返すと言いだす高木氏、 筋が通っています。
受け取る受け取らないと、刀にかけてもと言う、有様です。

中に入った大家さんが、千代田氏、高木氏、くず屋に、50両の折半を提案します。
それぞれ、20両、20両、10両です。
これも、筋の通った話です。

断り受け取らないと、それでも納得しない千代田氏に、「20両の形に何か高木様へ渡したら如何でしょう」という提案を受け入れて、汚い茶碗をカタとして、20両を受け取って話がまとまりました。

それが、高木氏のいい家臣の話を聞いた主・細川越中守の茶碗と一緒の対面となります。
そして、「たれか ある?」と鑑定家を、召し出します。

これが、井戸の茶碗です。
300両で、細川越中守でお買い上げです。(300両なら安すぎますよ。最低でも500両は払わないとダメですよね)

そして、また、300両の受け取る受け取らないと押し問答に、大家の提案が、形として150両のカタに、千代田の綺麗な娘を、高木氏の嫁に、貰う事で、丸く収まります。
なかなかいい話です。
講談より、落語の方が、出来はいいです。
私の好きないい人情話ですね。

清貧の暮らしに何か、人の道を感じます。
そこに、物質的な豊かさより、精神的な豊かさが、人の道として、次元の高いものだと、諭して下さったように、感じます。
それでも、あるなら、金が欲しいと思うのも、人です。

我が家にも、大切な寳物の娘がいます。
清貧な暮らしですが、親子3人幸せに暮らさせて貰っています。
ありがたいと感謝の気持ちです。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、苺一椀の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。