''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

盛りそばを、昼ごはんに食べたくなって より。

暑くなると、さっぱりしたモノが食べたくなるのは、人情です。
昨日の両親我が家での家族会をするに辺り、近くのイオンで材料を仕入れを用意していました。
その時、急にそばが食べたくなったのです。
よくある事です。

 

昼ごはんと言えば、麺を食するのが、私の習慣です。
ほとんど温かい和そばかラーメンにすることが多いですね。
そんな中にあって、盛りそばを食べようと画策です。

 

いろんなそばを見ていると、見つけたのが、半生タイプの戸隠のそばです。
もちろん、そば汁も別に用意です。
伏見の家にいる時は、そば汁のかえしを作っていました。
これがあると、意外に便利でしたね。

 

大阪にやって来てからは、もっぱら市販のそば汁です。
悪くはないです。
好みのそば汁を探すのは、意外と大変です。

 

有名な戸隠そば(とがくしそば)と言えば、一般に、長野県長野市戸隠(旧戸隠村)の蕎麦(そば)をさすと聞きます。
岩手県のわんこそば、島根県出雲そばと共に、日本三大そばの一つとされるそばの代表格ですね。

 

もちろん、家で作りますから、「ぼっち盛り」と呼ばれる独特の盛り付けをすることや、根曲り竹で編まれた円形のざるに盛ることなどの細かな制限は、この際お許し下さい。
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家なら、ざるでなく、もりです。
頑固一徹のもり派ではありません。
そばの香りを楽しむなら、ざるよりもりです。
鶉の卵も、必要がありません。

 

山葵も、そばの上に少し付けるくらいで、そば汁に溶かす事ありません。
まずは、山葵も付けず、そのままで頂きます。
うーん、そばって感じです。
湯掻き方も少し硬い目にしています。

 

池波正太郎氏の教えの如く、そばの真ん中から、そばを取ります。
池波正太郎著『男の作法』(新潮文庫)「そばを食べる時に、・・・・」にその作法の伝授は、ありますからね。
そば猪口も、焼酎(伊佐美)の黒薩摩陶器を使いました。
これも、一風変わって、いいですよ。

 

ざるを使うのが定番ながら、こうした塗りの器も悪くないと思います。
もちろん、その上にざるを張るのをいいですが、浅草の並木藪蕎麦のように、裏返しにしたざるに盛るのは、関西人の感覚には合いませんね。
これが粋と言うものでしょうかね。
まだまだ、修行が足りません。

 

私の口には、浅草の並木藪蕎麦より、神田のかんだやぶそばの方が、合いました。
神田のかんだやぶそばで呑んだ特選の菊正宗の味が忘れられません。
雰囲気もありましたからね。

 

一時は、火事の報道に、驚きました。
それでも、復活の報道には、手を敲きましたよ。

 

家で食べるそばには、限界があります。
それでも、食べたくなるのが、人情です。
変なそば屋で食べるよりは、我が家で食べたそばも、負けませんよ。
ありがたいです。

 

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、そばのように絡まった話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。