''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

京都伏見大手筋にある「ラーメン藤」にて、ラーメン食べました より。

昨日は、いろんな出来事がありましたね。
午後8時からの選挙特番でも、8時ちょうどに小池氏の当確が出たのは、驚きでした。

 

291万票の獲得も凄いですが、今度こそはと言う都民の期待の表れです。
重い重い得票結果になったように感じます。

 

それ以上に驚いたのは、角界の元横綱千代の富士九重親方の訃報でした。
私達世代にとって、これほどの偉大な人も居ないです。
横綱前には、ウルフと呼ばれて、少しシャープで小兵の昭和の大横綱でした。
がっくり来るニュースです。
ご冥福を祈ります。

 

若い18歳の貴花田に敗れて、その引退の潔さも、私達を勇気づけてくれましたね。
「体力の限界、気持の限界・・・・」勝負にかける横綱の印象的な引退でのインタビューに、涙しましたよ。

 

61歳とは、若過ぎます。
これから各界のリーダーとして、そこにある偉大な存在でした。
それにしても、残念です。
少し気持ちが折れています。

 

気持ちが折れると言えば、今日から嫁が検査入院します。
と言う事は、乳吞み児のゆうゆうと、二人暮しです。
朝に夕に、この暑い中、神経を張らないといけません。
失敗は出来ませんからね。

 

ゆうゆうの体調の変化を見過ごさないようにしないといけません。
食事も離乳食を始まって、順調に機嫌よく過ごしています。
その用意も、私の仕事です。
お風呂も、私と一緒に入ります。
水分補給も、よく見ておかないといけません。

 

嫁の存在が、こうなると、大きいです。
いつも、いつも、ありがたいと思う感謝が増幅するばかりです。
少し心細いと感じます。
それでも、私の役目をこなさないといけません。

 

先日、久しぶりに京都に帰りました。
オフィスの仕事です。
帰りには、京都のラーメンが食べたくなって、スクーターで行きやすい伏見大手筋のラーメン藤に参りました。

 

私のブログでも何度も記事にしています。

 

千代の富士の訃報を聞いて、これはラーメン横綱の記事にしようかと思いましたが、やはり、千代の富士の「ふじ」は、日本一の山をイメージされます。
あえて、富士でなく、しなやかなイメージの藤と、同音にしてみました。

 

私にとっては、この大手筋のラーメン藤は、懐かしい味です。
この日も、お客さんは多かったです。
独りでふらりと来られる方が多いです。
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私はテーブル席に座って、ラーメン並(480円)と小ライス(100円)をオーダーしました。
麺は固めにお願いしています。
いい感じに上がっています。

 

うーん、懐かしい味です。
美味いと思います。
ラーメンは、地域の味ですから、他の地域の方がこのラーメンを食べて、美味いと感じられるかは、別問題です。

 

幾つかある京都系のラーメンの王道の一つです。
麺は、近藤製麺でしょう。
スープのベースも、豚の背脂を煮込んだ味わいです。
味は、醤油です。

 

凛とスープの味に輪郭があります。
この輪郭と、近藤製麺の固めにあげた麺がよく合います。
縮れ麺のようなスープの絡みはありませんが、あっさりとした味わいです。
麺をすするという感触が、いいですね。
麺を食べて、スープを後から呑むと言う作業の繰り返しの中に、口中でラーメンの完成形ができるような気がします。

 

背脂系のB脂のスープですから、脂の濃さはありますが、くどい脂の香りもありません。
雑味のないラーメン藤のラーメンです。

 

九条のあるラーメン藤の本店とは、少し違います。
本店は本店で美味いですが、私は大手筋店の方が好みです。
本店は、いつもお客さんでいっぱいですが、麺の湯切りもスープの注ぎも雑です。
本店と言うネーミングの妙です。
スープも、本店のスープより幾分か澄んだ感じが強いですね。

 

本店は、本店の味です。
ラーメン藤は、いろんな所に店がありますが、多くは直営店ではありませんね。
その店その店のオリジナリティーがあります。
店によって、いろんな所で味が違うと言えます。

 

ですから、同等品質ではありませんので、それまた違う店に入る楽しみでもありますからね。
ある意味、新福菜館も似ています。
直営店は、本店と府立医大にある店舗だけだと聞いています。
その他は、味のベースは、同じものを使っているでしょうが、店によって味わいが違います。

 

私は、新福菜館なら、本店以外では、三条店が好きですね。
ビルの1階にあって、少し分かりにくい所にあります。
ラーメン藤から、新福菜館の話に、移ってしまいました。

 

ラーメン屋は、どこにあっても地域に溶け込むスタイルが、もっとも大切な事だと思います。
今住まいしている隣接している地域は、高井田ブラックと呼ばれる独特の地域のラーメン地帯らしい。
麺もスープも特異です。
それでも、地域の味ですから、これはこれで美味いと思います。

 

でも、無性に京都系のラーメンが食べたくなりますね。
ラーメン藤に、第一旭、それに大栄ラーメンでしょう。
味は違いますが、同じような系統のラーメンだと言えます。
同じ京都ラーメンでも、銀閣寺のますたに系と呼ばれるラーメンは、少し地域性が違いますから、私は好みません。

 

同じますたに系列でも、五条近く花屋町の「ほそかわ」は、背脂少ない目にしてもらって美味いと感じられる土俵際いっぱいです。

 

伏見大手筋にあっては、このラーメン藤でしょう。
それとも、伏見大手筋近くにあって、もう一店上げるなら、大黒ラーメンでしょうね。

 

いつもどちら行こうかと迷います。
この日は、すでに口が、ラーメン藤の口になっていました。
時間がもう少し早いなら、新福菜館本店にも、足を運んだかもしれません。
どちらにして、京都でしか食べられないラーメンの味です。

 

懐かしい思い出す味です。
この日は、すこしだけ、気持ちもほっこりしました。
ありがとさんです。

 

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、ラーメン鉢いっぱいのうっちゃた話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。