''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

松前屋 端っこなのでお得昆布 の妙なる味わい より。

今日も大阪の日中の気温は、17℃位まであがるとの天気予想です。
少し暖かいかもしれません。
その分、水曜日辺りが寒くなると、体調が思わしくないです。

週末の土日は、横になっていました。
風邪気味なんでしょう。
我が家には、乳吞み児のゆうゆが居ますので、風邪を移す事は出来ません。

昨晩の M-1 グランプリ 12回目の王者は、銀シャリでしたね。
昭和の香りのするお揃いの水色のスーツに、ネタも大人から子供まで分かるスタンダードな漫才スタイルです。
伝統的なしゃべくり漫才で、勢いといい、間と言いい、関西を代表する漫才師になって逝きそうな予感です。

私は、橋本さんのツッコミが好きです。
若手の時から注目していただけに、こうした伝統的なスタイルの漫才が、高い評価を得られた事は、捨てたモノではありませんね。
相方の鰻さんの朝の情報番組で、よく見かけます。
やはり、相方の橋本さんの鋭いツッコミが生かせるのは、鰻さんだけでしょうね。

鰻と言えば、関西では、「まむし」と呼ばれることもあります。
少し年配の方の使われる言葉です。
鰻が冷めないように、ごはんとごはんの間に「間蒸す」と言う言葉から転じたモノと聞きます。

鰻と言うのは、少し癖があります。
川魚と言うか、泥臭い匂いがします。
これを炭焼きして、甘辛いタレにからめて、焼く蒲焼は、よく出来た調理方法です。
最近では、鰻高騰で、食卓にも上らなくなりましたが、最近の価格の高騰は、まさに鰻登りです。

通ぶって、塗りの器に盛った白焼きにされる方も居ますが、見た目だけで、鰻の味を楽しむなら、熱々のごはんに蒲焼を乗せたうな丼が最高です。
白いごはんとの相性がいいんですよね。

白い炊きたてのごはんは、日本人にとってご馳走です。
それが、今の世上を鑑みると、その数は少なくなっています。
ごはんを食べない方が多いみたいですね。

熱々の白いごはんと言えば、俗に言う「ごはんの供」と言う言葉が、一人一人に拘りがあったはずですよね。
漬物は、香の物と言われる位に、ごはんには付き物です。

漬物さえあれば、おかずは要らぬとか、お漬物がないと食事をした気にならないと、言われる御仁も多いはずです。
私も、豊かな食卓と言えば、白いごはんに、熱々のみそ汁、それにおかず、それに香の物がある食生活が、基本です。

おかずは、その時々の旬の野菜や魚でしょうね。
もちろん、鳥や牛や豚の肉も、おかずの代表格です。
そう言えば、急にトンカツが食べたくなりました。

今夜の晩ごはんは、私の好きな具だくさんの煮込みご飯と具だくさんのみそ汁です。
それに焼き魚でしょう。

我が家の定番です。
これに、もう一品欲しいと言えば、漬物です。
家から送ってもらった大根や蕪もありますので、漬物が食べたい気もします。

それをすべて嫁に求めてはなりません。
欲するなら、自分で作るを旨とします。
蕪の漬物くらいなら、朝漬け感覚でやれば、失敗は少ない物です。
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先日頂いたものに、松前屋 端っこなのでお得昆布があります。
昆布と椎茸などが入っています。
ごはんのお供に、私の中では、昆布の佃煮は、上位にあります。
独り者の時には、コンビニのおにぎりは、昆布の佃煮を必ずチョイスしていました。

定番中の定番ですが、私の場合、時々家でやる湯漬けには、もってこいです。
昆布の佃煮の醤油加減と言い、塩加減といい、申し分ありませんね。

もちろん、熱々の白いごはんにも、よく合います。
関西は、昆布文化です。
昆布でひいた出汁は、大阪ならうどんの出汁にも、料理の出汁にも必要不可欠です。
その出汁をとった昆布を佃煮しようと言うのですから、しまつの文化であります。
かの美食家の北大路魯山人『魯山人味道』の中でも、昆布について、3つの項目にしてまで上げてあります。

一つ気になるのは、誤記ですね。
「塩昆布の茶漬け」の所では、昆布の購入先を、京都の松島屋と書き、「昆布とろ」の所では、京都の松前屋として記載されています。
確か松前屋と言えば、大阪の中央区心斎橋筋辺りが本店だと記憶しています。

何かの記憶違いかと思われますね。
京都の高島屋でも、松前屋の昆布は扱っていたのではないかと思います。

昆布出汁や昆布の佃煮の美味さに、変わりないです。
編者の平野雅章氏も、あえて誤植としてでなく、そのまま記載されたモノと思われます。
最近流行りの「校正ガール」なら、直すんでしょうね。

それも情緒かと思われます。
諺で、「弘法も筆のあやまり」とよく言われますが、これは間違いで、正しくは「弘法にも筆のあやまり」だったと記憶しています。
たった「に」の一文字が入るのと、入らないのは、何か意味合いが変わります。
日本語の奥深さを感じますね。

美味しい松前屋の昆布の佃煮に変わりありません。
我が家の食卓には、あると幸せな一品です。
ありがとさんです。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、出汁を取りきった昆布の妙味らの話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。