''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

千葉半立の落花生を頂きました より。

朝から強い日差しが、居間に入ります。
今年も今日で終わりのは、月日の流れが速いですね。
「流れてはやき月日なりけり」下の句を思い出します。
それと同時に、名物「飛鳥川」の茶入れの釉薬の流れでしょうかね。

年末の放送になって、テレビ番組の「開運!なんでも鑑定団」では、高額な焼き物のお宝が続いていますね。
国宝級の天目茶碗といい、九谷の大皿といい、世に埋もれた銘品が出て来ます。

「誰かある?」
そう細川越中守が、家中の鑑定家を呼びにやらせるのは、ご存知、落語「井戸の茶碗」ですよ。
細川の殿様も、さすがですよ。
一目見ただけで、日本のモノでなく、高麗の茶碗と分かるのですからね。

文武両道の細川の名家の血筋です。
井戸の茶碗(いどのちゃわん)」は、古典落語の演目の一つです。
井戸茶碗とは、当時茶人に珍重された高麗茶碗の一つですね。
もともとは、講談「細川茶碗屋敷の由来」から落語に作りなおされた噺の一つだと聞きます。

私は、話芸の中でも、「人情噺」「武家噺」が好きです。
落語、講談、浪曲と、いろいろありますが、演目の内容は、相互乗入的なモノが多いです。
まだ世の中が、金子より大事な忠や義が重んじられた時代でしたね。
いつもの世にあっても、私利私欲より、公利公欲の時代であって貰いたいです。

また、世の埋もれた名器も多々あるような気もします。
由緒書でもあれば、分かるような名器では、薄汚れたものであれば、その出自は分かりません。
高木氏のように、仏を洗っていたら、金子50両が出て来て、今度そのカタにしたものが、高麗の茶碗が300両となれば、そのカタの千代田の娘が、高木氏に嫁すに当たった磨きをかければ、今度は・・・・、と落語のオチになりますよ。

一層のこと、長次郎の茶碗でも出て来たらと、思うと面白いです。
ただ、[ 5人もいる長次郎]の誰の作と言う所まで、詮索するのは、なかなかテレビではタブーでしょうね。
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埋まれたと言えば、先日帰省した時に、兄嫁の親戚から頂いた千葉半立産の落花生を頂きました。
やはり、国産ですから、百均の中国産の落花生とは、味が別物です。
甘みがあります。
噛んだときの歯ごたえが、心地よいです。

やはり、国産の妙です。
土が違うのか、手間暇が違うのか、安心感があります。
売りモノの農作物である以上、見た目を考えて、農薬や化学肥料を使いますが、中国産のあのひどい状態を見てしまえば、人の口に入るモノではないことが多いです。

日本人が管理している農場や工場でも、いろんな問題が多いです。
それらを思えば、国内産の方に安心があります。

落花生も、地域では土豆と呼んで、枝豆のようにお湯でボイルして食べる食べ方もあるようですね。
豆ですから、加熱した時の香りは、いいと思います。

落花生のカラの中にある茶色の薄皮は、ポリフェノールの塊ですから、薄皮のまま頂きますよ。
発泡酒にも、日本酒にも、ウイスキーにも、お酒のお供に持って来いです。
昼間の軽いアルアルタイムなら、十分です。

今宵も、ゆっくり晩酌タイムを過ごしたいです。
紅白見るのも、バラエティー番組を見るのも、撮り貯めた動画を見るのも、いいです。
静かに、親子3人の最初の大晦日を過ごしたいです。
もちろん、明日は親子3人の最初の正月と言う事になります。
去年のささやかな夢でした。

今年も一年、このブログをご覧になって下さって、ありがとさんです。
来年も、皆々様とって、より良き一年になりますように、お祈りしています。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、仮の空(から)からの話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。