''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり、プラス一品 プチおでん より。

朝から強い日差しです。
気温も寒いとは言え、少し安定しています。
明日も、穏やかな日差しと気温であって欲しいものです。

ニュースで流れるのは、この時期の成人式のトラブルですよ。
わざわざ成人式を邪魔する為に、出席する必要もないでしょう。
先日の石井大臣出席の壇上での暴力沙汰も、大臣出席ならSPが同行していると思わないのは、大人とは言えないバカげた行動です。

単なる暴力事件でなく、もっと大きな罪を課させますよ。
まず、執行猶予のつかない実刑になると予測されます。
20歳の成人から、刑務所行きとは、恐れ入谷の鬼子母神ですね。

大人の分別がない若者が多いのは、嘆かわしいです。
ここに来て、成人を20歳から18歳に引き下げる必要があるとは、思えません。
再議論の余地はあると思います。

それにも増して嘆かわしく感じるのは、西宮神社の十日えびすの福男でしょう。
今年は関東から来た男性が福男になったけれど、えびすさんに対する神事と言うのは、全く理解されていないインタビューですね。
やはり、氏子さんやえびすさんを信心される方の神事にすべきだと思われます。
何かのスポーツ大祭と感じ違いされていますね。

何年か前に、消防署員(大阪市消防局 中央消防署)が集団で、兵庫の西宮までやって来て、えびすさんを騙して、福男になったケースがありましたね。
こうした信仰心のない輩が出て来ると、折角の伝統ある神事が、無茶苦茶にされてしまいます。

えびすさんと言えば、日本固有の神様ですよね。
「えびす」という神さまは、諸説ありますが、イザナギ(伊耶那岐命)、イザナミ(伊耶那美命)の最初の子である蛭子命(ひるこのみこと)であると聞きます。
出雲の神の国から、舟で流れて、今の西宮神社辺りの海に到着されたと聞きますね。

ある意味身体に障害のある神様でもあります。
日本と言うのは、凄い国だと思いますよ。
障害があっても、これほど信心されている庶民に親しまれている神様は、他の国には少ないと思われます。

私も若い頃、足に怪我をして、リハビリの結果、日常生活に困る事はありませんが、やはり、今でも痛みに耐える事もしばしばあります。
そう言う意味では、親しみのある神様でもあります。
いつもニコニコと、えびす顔されています。
人々を幸せにしてくれる神様だと、手を合わせる事もありますよ。

えびすさんは、商売繁盛の神様とされていますが、本来は大漁を願う海の神様ですね。
それが証拠に、釣りざおと鯛を抱えて居られます。
大漁になれば、市が立ちます。
市が立てば、商売繁盛を祈ることになりますから、商売の神様として、多くの方に信心されているようです。

今年も、日本橋恵美須町今宮戎さんや天満の堀川戎さんでも京都祇園のえびすさんでも、多くの参拝者がお参りされていると思います。
賑やかですからね。

今年は、初詣に行かなかったので、人ごみの賑やかさが、少し懐かしいです。
インフルエンザも流行っていますから、乳吞み児のいる私には、人ごみはご法度です。
啄木の短歌「ふるさとの訛りなつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにいく」を口ずさみます。

人寂しい感じも何だか分かります。
特に、正月などでも、意味もなく人ごみの中に、行きたくなる事もありますよ。
ただ、私は伏見稲荷大社の参道に住んでいましたので、あれだけ多い参拝者なら、もっと人ごみの少ない藤森神社さんに行っていました。

参拝行けば、焼きそばかたこ焼きをビールと一緒の呑むか、それともおでんと燗酒を頂く事が多かったです。
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そんな訳で、家でその屋台気分を味わおうと、プチおでんを晩酌の一品にプラスしました。
大根の煮た残りに、厚揚げやこんにゃく、結び昆布、玉子を入れて、プチおでんです。
これなら、熱燗と合います。

我が家で、屋台気分です。
熱燗も、コップ酒なら、気分も出来ます。
ベランダに縁台でも置いて、そこで食べれば、もっと気分が出ますが、そこまでする必要も感じませんね。

それにしても、天気のいい十日戎になっています。
今年も景気のいい一年になればいいと願います。
ありがとさんです。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、朱塗りの椀から見える話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。