特に、その二代目の兼定は、兼定の銘に「定」の字をウ冠(うかんむり)に「之」と見えるように彫るため、俗に「之定(のさだ)」と称されています。(評価値 1000万円)
その子、三代目兼定も父と同じ和泉守を受領して、「定」の字を「疋」と切ることから「疋定(ひきさだ)」と呼ばれています。(評価値 300万円)
その子、三代目兼定も父と同じ和泉守を受領して、「定」の字を「疋」と切ることから「疋定(ひきさだ)」と呼ばれています。(評価値 300万円)
銘にある源親忠は、形原(かたのはら)松平家三代の松平親忠のことと思われます。のちに徳川家康、紀州徳川頼宣の手を経て伊予西条の松平頼純に伝えられました。(大阪歴史博物館 ホームページの解説より 抜粋 )
二代目兼定は、初代兼定の子、吉右衛門または次郎右衛門と称し、永正八年(1511)和泉守受領「菊紋」を切るとも伝わります。
すでに、永正元年(1505)二月年紀の短刀の銘に「和泉守藤原兼定」と受領銘があると下記書籍の解説記載もあります。
この時代の刀工が、「守」の受領を受けるのは、頗(すこぶ)る少ないとあります。
石井昌国氏の説によると、美濃国と朝廷の仲介をしたのは、斉藤家の重臣で、関の領主・長井藤左衛門尉長弘であったと、NO.69重要刀剣 「九字兼定」『新・日本名刀100選』解説の中で、佐藤寒山氏がこの説が妥当だと解説されています。
すでに、永正元年(1505)二月年紀の短刀の銘に「和泉守藤原兼定」と受領銘があると下記書籍の解説記載もあります。
この時代の刀工が、「守」の受領を受けるのは、頗(すこぶ)る少ないとあります。
石井昌国氏の説によると、美濃国と朝廷の仲介をしたのは、斉藤家の重臣で、関の領主・長井藤左衛門尉長弘であったと、NO.69重要刀剣 「九字兼定」『新・日本名刀100選』解説の中で、佐藤寒山氏がこの説が妥当だと解説されています。
「九字兼定」の九字とは、『臨・兵・闘・者・皆・陳・烈・在・前』の九つの文字から成る真言で、邪気を払う所作とも聞きます。
九字の意味は、『臨める兵、闘う者、皆陣をはり、列をつくって、前に在り』とあります。
九字の意味は、『臨める兵、闘う者、皆陣をはり、列をつくって、前に在り』とあります。
要するに、意味する所は、ご存知、「大江戸捜査網」のあの名台詞ですかね。
今回の展示は、刀 銘 和泉守兼定作/大永二年二月吉日源親忠と、日付の入った兼定の作は、見た事がないです。
特に、所持者の入ったモノも始めて見ました。
キレそうな日本刀をイメージさせます。
キレ味の方は、最上大業物にて、キレ味の保証付きでしょうね。
この時代の刀が、実用的で一番よく切れると聞いた事があります。
って、誰が切ったのかと聞きたくなるのも事実ですけどね。
「隠密同心 心得の条我が命 我がものと思わず武門の儀 あくまで陰にて己の器量伏し御下命 如何にても果たすべしなお、死して屍拾う者なし 死して屍拾う者なし」(笑)
映画や時代劇ドラマでは、忍者がよくやる呪いの様なものだと聞くと、少しだけ納得してしまいます。今回の展示は、刀 銘 和泉守兼定作/大永二年二月吉日源親忠と、日付の入った兼定の作は、見た事がないです。
特に、所持者の入ったモノも始めて見ました。
キレそうな日本刀をイメージさせます。
キレ味の方は、最上大業物にて、キレ味の保証付きでしょうね。
この時代の刀が、実用的で一番よく切れると聞いた事があります。
って、誰が切ったのかと聞きたくなるのも事実ですけどね。
諸悪を断ち切り、悪人を叩き切ると言えば、こ存知、『破れ傘刀舟悪人狩り』の叶刀舟(かのう とうしゅう)です。
名台詞、「許せねぇ!」「てめえら人間じゃねえや!叩っ斬ってやる!」ですよ。
腰にあるのは、朱塗りの鞘を持つ同田貫でしたね。
名台詞、「許せねぇ!」「てめえら人間じゃねえや!叩っ斬ってやる!」ですよ。
腰にあるのは、朱塗りの鞘を持つ同田貫でしたね。
和泉守兼定や三本杉でご存知の関孫六兼元が出て来るのは、落語講談浪曲辺りですね。
なかなか通の話でないと、刀工の名は出て来ません。
和泉守兼定の名が、世に出るのは、再度幕末の新撰組副長・土方歳三の愛刀としてですね。
なかなか通の話でないと、刀工の名は出て来ません。
和泉守兼定の名が、世に出るのは、再度幕末の新撰組副長・土方歳三の愛刀としてですね。
美濃の刀工でなく、会津藩御抱鍛冶になって、会津藩主・松平容保公より拝領の12代和泉守兼定です。
土方歳三の愛刀と言えば、和泉守兼定と堀川国広(脇差一尺九寸六分)であったことは、広く知られているようです。
土方歳三の愛刀と言えば、和泉守兼定と堀川国広(脇差一尺九寸六分)であったことは、広く知られているようです。
最近流行りの歴女辺りなら、熱狂する方も多いかもしれません。
今見ても、イケメンですからね。
今回の展示にも、歴女と思われる複数人連れの女性も見られました。
どうも、刀と言うアイテムが好きなだけで、刀剣鑑賞には、興味がないように思われます。
まだまだ、本当の日本刀再来ブームまでは、時間がかかりそうです。
今見ても、イケメンですからね。
今回の展示にも、歴女と思われる複数人連れの女性も見られました。
どうも、刀と言うアイテムが好きなだけで、刀剣鑑賞には、興味がないように思われます。
まだまだ、本当の日本刀再来ブームまでは、時間がかかりそうです。
それでも、ありがたい事です。
まだまだ記事は、続きます。
まだまだ記事は、続きます。
今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。
最後まで、切れ切れの話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。