''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

魔女の一撃 布団寝たまま日記 7日目 より。

雨の降る大阪の地です。
としとし驟雨が降っています。
驟雨と言えば、池波正太郎の『鬼平犯科帳』の中に出てくるキーワードでしたね。
同心の細川が、茶汲み女に入れ込んで、どこぞの空き家で雨宿りに起きた事件が、脳裏に浮かび上がります。

運がいいのか悪いのか、その最悪の状態を、長官の平蔵に助けてもらいましたが、本人は知らぬ間の出来事で、その失態を黒雨の甘さとともに、褌の証拠を見せられては、どうにもならず、同心の伊藤の娘をしぶしぶ嫁に貰うという話ですが、結果的に悪い話ではないように思います。

これ以来、同心の細川が、時折事件の中に名を連ねます。
ささやかでもいい、穏やかな幸せな家庭が何よりです。
私も同感ですね。

どこをどうして間違ったものか、25年以上住みなれた京都伏見の地を離れ、右も左もわからぬ大阪の地に住することになり、またいずれかの地に、流れようとしています。

いいのか悪いのか分かりませんが、嫁と子供が出来て、大阪にやって来た時は、1人でしたが、1年して、2人になり、もう1年して、3人の家族になっています。
不思議な御縁としかいいようがありません。
これも、観音様とお地蔵様のご加護としかいいようがありません。

引っ越し直前になって、このぎっくり腰が、結果的に良かったのか、悪かったのか、分かりませんが、色々なことが、自分の意志とは別に動いていると感じられる今この頃です。
少し少し出来る用意をしているところです。
隣には、1歳児ゆうゆうの姿がありますよ。

そう言えば、昨日も日曜日でしたから、播州の父母とハングアウトして、ゆうゆうを見てもらいました。
父の姉が、今年もうすぐ90歳になります。
その伯母が、ゆうゆうの為にと、お手製の服を用意していくれています。

次に帰省した時に、頂きますが、年賀状や暑中見舞いは、達筆な毛筆でのご挨拶です。
着物の縫うようです。
こんな年の取り方がりそうです。
因みに、自分の身の回りのことだけでなく、朝の食事の用意や家族の弁当まで、伯母が作るようです。

もちろん、携帯電話のメールも出来ます。
80歳を超えた父と、もうすぐ90歳の伯母のメールも、何か不思議な感じがしています。
年をとっても、前向きに生きることは素晴らしいと思います。
こうありたいと念じるばかりです。

それより先に、腰を直さないといけないです。

日々平穏に暮らしたいと念じるばかりです。