''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

家の近くの枝垂れの桜 より。

昨日も、どんよりして大阪の天気でしたね。
それでも、花見をするには、雨がない分良かったかもしれません。
日日是好日ですよ。
絶好の花見日和ではなかったけれど、悪くはなかった。

 

いつものように、ベビーカーを押して、冥府魔道の子連れ狼風です。
風が吹けば、桜吹雪です。
もちろん、桜吹雪と言っても、金さんは出てきませんよ。

 

金さんは、実在の人物です。
北町南町両奉行を務めた貴重な役人ですよ。
小普請奉行、作事奉行、勘定奉行(公事方)、北町奉行、旗本の最高位の一つ大目付、そして、南町奉行にと、それまた、幕府にあって、あの十時半睡のような御仁ですね。

 

時代劇で有名なのは、北町奉行の時ですよ。
天保7年(1836年)に左衛門少尉(左衛門尉)のなったままの設定です。
天保3年(1832年)に西丸小納戸頭取格に就任、同時に従五位下大隅に叙任されていますので、左衛門尉の方が、何か官位が低いように感じますが、そうではないようです。

 

国司で言えば、守掾尉目(かみすけじょうさかん)ですからね。
公家と武家では、違いがあるようですね。
とりあえず、町奉行職ですから、従五位下以上辺りのようです。
それでも、天保の改革では、老中首座水野とは、有能な部下ぶりをしつつ、言うべきところは、主張する今時のサラリーマンをイメージする幕閣の調整役でしょうね。

 

話は戻って、冥府魔道、そこまで戻らなくてもいいはずです。
桜の下を、ベビーカーを押しながらの花見です。
ゆうゆうは、花には興味がないようです。
それでもいいんです。

 

二人しての花見は、私にとって貴重な時間です。
そんな時に、枝垂れの桜を見つけました。

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枝垂れの桜と言えば、京都円山公園の白塗りの桜です。
懐かしいです。
円山公園にも、よく行きました。
私にとっては、この時期町中のオワシスでしたね。

 

八坂神社さんでも、屋台が並んだりすることがあります。
時にこの時期は、人出が多いです。
ビールやお弁当を持って、シートに座っても、花見を楽しめます。
懐かしいです。

 

京都から大阪にやってきて、いろいろと雰囲気が違います。
京都のような名所はないけれど、家から1分もかからないところで、桜並木の花見が出来るのは、ありがたいです。
伏見の疏水の桜のトンネルも懐かしいです。

 

住めば都と言いますよ。
子供と二人して、花見が出来るのは、やはり至福です。
片手に、発泡酒の缶があるくらいは、御勘弁してよ。
これにて、一件落着です。

 

日々感謝して暮らさせてもらっています。
平穏無事に過ごせますように、神仏に手を合わせています。
ありがとさんです。