''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

かき玉スープに、一味唐辛子をフリフリして。

声優・鶴ひろみさん訃報の記事を書きましたが、予想以上に大きな記事になっています。
それだけ、鶴ひろみさんの功績の大きさを感じますね。

 

多くの人の人生の一コマのアニメ作品の声優さんの仕事に出演されていたからでしょう。
大きな穴を感じます。

 

昨日の雨で、一雨一度の感覚が研ぎ澄まされた感じがしています。
冷たい雨でしたから、何か温かいモノが欲します。
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昼のランチに頂いたかき玉スープです。
イチラーですから、一味唐辛子をフリフリしていますよ。
フリフリと言っても、リージョンやマクロジョンと言うのは、昔の話かもしれません。
私にとっては、懐かしい時代です。

 

味の雰囲気を伝えるとしたら、王将の中華フープと言えば、分かりやすいかもしれません。
チャーハンを頼んだり、定食を頼んだりすると、付いてくる中華風のかき玉のスープです。
嫁が作りましたが、少し片栗でとろみが付いています。

 

私は、ここに胡椒と一味唐辛子をフリフリしています。
味のインパクトが出で、私の好みです。

 

チャーハンには、本格的な鶏ガラのスープが欲しくなります。
中に入っているのは、ネギだけのこともありますが、スープですから、その店の味そのモノです。
中華そばも、このスープがベースになると思えば、真剣に呑むことが多いです。

 

ゴクゴク飲むのでなく、喫するように呑みます。
片栗で溶くと、仕上げの溶き卵が、上手に仕上がります。
そば屋のテクかもしれません。

 

2歳児ゆうゆうもランチタイムに飲みますから、味は薄い目です。
一気に完食してくれます。
この日のベースは、コンソメにしたようです。
私なら、中華スープをベースに使います。
もちろん、創味のシャンタンでも美味しく出来ます。

 

とろみが付いているで、体が温まります。
中華のあんかけも同じですね。
京都に居た時、たぬきうどんを見て、私の好みではないと感じた次第です。
中には、スプーンで、たぬきうどんを食べる方も居て、びっくりです。

 

京都のたぬきうどんは、俗に言うならあんかけうどんに、天にすりおろしたショウガが乗っています。
底冷えする京都の冬の定番のうどんになります。

 

私が食べるなら、しっぽくうどんか、カレーうどんなるでしょうね。
私の中の定番です。
そばなら、温かいのなら、しっぽくか花巻かもしれません。

 

それじゃ、落語の『時そば』じゃないですかね。
日本の話芸の、第700回東京落語会の柳家花緑さんの「時そば」を見たばかりで、メニューのしっぽくか花巻のフレーズが、頭に残ります。
そば屋台の掛け合いも、ザ・落語という所でしょうね。

 

関西では、『時うどん』ですね。
今は亡き吉朝さんの時うどんが好きでした。
時代ごとに、すこしずつ違うのも聞き所ですよ。

 

それにしても、代表的な屋台の屋号が「当たり屋」「外れ屋」の意味が、花緑さんの「時そば」噺で、疑問が解けました。
やはり、当たりと言うといいように思う言葉も、時に食べ物屋だけに、当りはご法度ですからね。
ですから、「外れ屋」も出てくるわけなんですね。

 

食べ物屋は、食中毒には、気を使います。
火が入れば、大丈夫というのは、間違いですからね。
加熱しても、死滅しない細菌は居ます。

 

食中毒症状を引き起こすウェルシュ菌は、加熱しても死滅しないため、温め直したものを食べても食中毒になる可能性はあるのです。
ジャガイモなどには、気を付けけないといけません。
一晩寝かしたカレーは、危険です。

 

ですから、お店屋さんのカレーは、味も悪くなるので、ジャガイモに人参は入りませんよ。
家庭料理だけです。
もちろん、軍隊特に海軍のカレーは、肉じゃがを代表されるように、ベースに根菜類が入ります。

 

これが、戦前のカレーや肉じゃがが、家庭料理に増えた理由ですね。
大量調理に向いています。
キャンプの夕食は、カレーが多いのも、同じ理由です。

 

関西では、肉と言えば、牛肉に決まっています。
関東では、肉と言えば、豚肉が多いと聞きます。
それじゃ、肉じゃがも、豚じゃがもありますからね。

 

食文化の違いは、大きいです。
落語にも、それが出るのが、聞き比べて面白い所ですよ。

 

柳家花緑さんと言えば、5代目柳家小さんの孫ですよね。
母方の祖父に当たると聞きます。
つまり、柳家花緑さんにとって、6代目柳家小さんは、叔父さんになるんですね。

 

6代目柳家小さんと言えば、父・5代目小さん没後、当初6代目小さんは兄弟子10代目柳家小三治が最有力だったが、小三治は小さんを継がないとしたため、6代目柳家小さんを襲名したと言うのは、鈴々舎馬風さんの落語の枕で聞いたことがあります。
本当は、自分が6代目柳家小さんを継ぐ予定だった言うのも、面白いです。

 

私の話は、いつも脱線だらけのかき玉汁のようなモノです。
いろんなモノの旨みを加味すれば、それなりのモノになりそうな気もします。
急に、5代目小さんの『試し酒』が聞きたくなりました。

 

今夜も熱燗でも呑んで楽しい晩酌タイムにしたいです。
ありがたいことです。

 

日々感謝して暮らさせてもらっています。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいと念じています。
ありがとさんです。