''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の晩酌タイム 手羽先焼き より。

深夜寝ていると、何やら雨音がします。
雨音と言っても、水が滴る雨漏りのような感じの音です。
屋根は、岳父が何年か前に修繕してくれたので、雨漏りはしないはずです。

よく聞くと、寝ている部屋の中から聞こえているような感じす。
やはり、雨漏りかと真っ暗な中を探ってみると、3歳児ゆうゆうの口の中から聞こえます。
これは、歯ぎしりの予兆かと不安が過りました。
とりあえず、雨漏りではありません。

なんとも不思議な音で、目が覚めました。
時間にして、朝の4時前の出来亊です。
何か楽しいことをイメージしようと、そうだ先日の晩酌タイムの事を思い出そうとしましたよ。
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手羽先を焼いて、生姜を効かせた甘辛いタレを掛けて、白ゴマをフリフリした一品です。
もちろん、3歳児のゆうゆうは、焼き鳥大好きです。
当然のように、嫁からのおすそ分け分も平らげていました。
お腹は、ぽっこりしています。

食べ過ぎです。
3歳児も食べますので、味付けは気持ち薄い目です。
でも、生姜は効かせると、よく食べてくれます。
鳥鍋でも、出汁にすりおろした生姜を入れると、出汁の品が上がります。

池波正太郎氏よろしく、小鍋仕立てしても、いいですね。
鳥鍋と言えば、鬼平ワールドでは、しゃも鍋・五鉄と言うのがまず最初に浮かびます。
「いらっしゃい」と、おとき役の江戸家まねき猫の声を思い出します。

それにしても、まねき猫とはゲンがいい名です。
人を招き、客を招き、お金を招くとなれば、商売人なら、あやかりたいです。

小生、静かなのが好きですから、どんちゃん騒ぎは苦手です。
家で独り呑みが性に合っています。
親子3人の静かな暮らしに、ささやかですが満足しています。

手酌の酒は、慰労の酒です。
肴は、いろいろ欲しいタイプです。
おかずというくらいですから、品数が欲しいです。

この日は、メインの焼き鳥も、添えの小芋の煮つけに、煮豆、漬物の盛り合わせに、辛子明太子の切り身、焼いたシシャモ、等などでした。

もちろん、自分で用意します。
独り手酌の酒に、そうした用意は苦になりません。
梅安仕込みの酒の肴は、苦になりません。

そう言えば、大根があったので、今日は、大根の小鍋仕立てにしてみようかなぁと頭に過りました。
大根を千六本にして、濃い出汁の張った小鍋に、切った大根と揚げでも入れて、さっと煮て食べる、これは小鍋仕立ての醍醐味です。
小皿に取ったところに、一味か山椒でも、フリフリすれば、洒落た肴です。

小鍋に入れるのは、数種類だけです。
数を入れると味が濁ると言うのが、暗黙のルールですよね。
大根と揚げさんか、大根と豆腐もいいですね。
大根をさっと出汁で煮て、熱々を頂くのは、ご馳走です。

大根は、郷里の父が送ってくれた無農薬の大根ですから、大根の皮と葉を刻んで、袋に入れて塩を入れて、朝漬けの漬物にします。
大根を千六本にするついでに、出来ます。
この手で、蕪も漬物にしています。
この時期のご馳走です。

日本酒には合いますよ。
朝餉の膳にも、並びます。
鰹節をフリフリしたり、一味をフリフリすれば、さらにご馳走に早変わりします。

食材は一片も無駄にしない使い尽くすの術を心得ています。
そうあのサンジのナバロンでの名セリフを思い出します。

食材は一片たりとも 無駄にしちゃいけねえ どんな食材も丸ごと愛を注ぐのが コックのたしなみだ レディの全てを愛するようにな… あるじじいからの受け売りだ

あのじじいですね。
料理人の端くれとしては、肝に銘じたい金言ですね。
こんなも晩酌タイムが、ささやかな幸せです。

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。