''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

備前長船永光の1800万円の鑑定額の摩訶不思議 より。

先日のテレビ番組で、名家のお宝番組があったようです。
その中にで、気になったのは、とある一振りの太刀ですね。

 

刀 銘 備前長船永光(長刀 長さ 70.7cm 反り 1.7cm 目釘穴 2)
初代の永光なら、備前國長船五郎次郎永光 でしょうね。

 

私の持つ2冊に刀剣価格の辞典によると、評価額は、400万円だと記憶していました。
どう見ても、1800円の鑑定額になる博物館級の刀剣には、見えないかという疑念です。
評価額1800万円級のナガミツとなると、長光を思いつきます。

 

初代の長光なら、光忠の子、左衛門尉(大業物)なら、評価値 2000万円、まさに国宝級の博物館に所蔵される刀工ですね。
2代の長光なら、初代長光の子で、左近将監長光(大業物)なら、こちらも評価値1800万円、まさに博物館に所蔵される刀工ですよね。
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どこを調べても、備前長船永光では、1800万円それほどの評価値の出るような太刀は、私の中では思い当たらないです。
古刀で、1800万円級となると、それこそ、名刀中の名刀と言う事になります。

 

あくまで刀剣の評価値ですから、売買価格とは違います。
あの正宗(五郎入道)も、評価値は、2500万円ですが、所有者がすでに決まっていますので、あたらに発見されないなら、数は増えませんから、まさに垂涎の的の正宗ですから、売買価格1億円でも、売買されると思われます。

 

価格も下落する事は少ないですから、投機目的としても価値はありますからね。
ただ、管理する必要がありますから、素人には無理です。

 

同じく評価値2300万円の長船鍛冶開祖の光忠に、肉迫する名刀工が室町に居たとは、勉強不足かもしれませんね。
それにしても、刀剣価格辞典にも載らない名刀工が、備前長船にいるとどうも不思議です。
世の中には、摩訶不思議な事もあるんですね。
精進が足りません。

 

端午の節句の鎧兜に、太刀も付き物です。
日本固有の刀剣の文化が、番組で取り上げられるのは、ありがたいことです。

 

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。