''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり 鰈の煮付け より。

10連休明け、日本経済の方も、滑り出しがよくないですね。
日経平均、下落しています。
やはり、アメリカのトランプ大統領と中国の関税を巡っての、ツィッターの作戦の余波が出ているように感じます。
日米の会談も、安倍総理の「聞いてないょ」の表情からも、察しが付きそうです。

 

ダウも下がれば、日経平均も下がると連動しての連休明けです。
ある意味、つぶやき攻撃に、右往左往しないでよかった分、10連休の功罪も見え隠れします。

 

アメリカのトランプ大統領が、対中国の関税を、25パーセントにすると見るか、あくまで動揺作戦と見るか、不明ですが、ありの方が、今の時点では、高いと見ています。
その作戦は、日本にも向けられています。
その時点で、2勝と見るか、1勝1引き分けと見るかに、分かれます。
どらにしても、ビジネスの駆け引きで、負け知らずにトランプ大統領には、結果の余波は、それほど関係ありません。

 

すでに、対中国の貿易戦争、北の核問題、中東の問題と、並行的に順番よくこなすのではなく、突発的に、優先順位が変動していると見る方が、すっきりしそうです。
その時のどこに当ったのかで、結果も変わります。
安倍総理も、国益優先とにしてもらいたい所です。
そうならないのが、日本の政治でしょうね。

 

アメリカの外国が、ペラペラなのは、敗戦国としての結果に他ならないのかもしれません。
ペラペラと言えば、平たいものをイメージします。
口に、ペラペラのものを加えて運動しても、それほどのダイエット効果はないでしょう。
顔が引き締まって、小顔になるとなれば、テレビでも見ながら続けていけるのかもしれまん。

 

魚偏に平たいと書けば、鮃(ひらめ)です。
鮃と対比されるのが、同じような見た目の鰈です。
こちらも、ヒラヒラの薄いモノのイメージの漢字です。

 

左ヒラメの右カレイと言われますが、例外もあります。
寿司屋に行けば、鮃は高級魚です。
それに比べて、鰈は、それより下に扱われます。

 

でも、煮付けなら、鰈はいい持ち味を出してくれます。
先日、我が家でも、鰈の煮付けを嫁が付くってくれました。
イメージ 1

我が家の食卓に、鰈の煮付けが出たのは、初めてです。
それ以上に、魚の煮付けは、なかなか出ません。

 

私は、煮魚好きですから、作りたいと思いますが、なになにどうしてです。
我が家の食卓に、鰯の炊いたんも、昔一度出たことがありました。
嫁お得意の圧力鍋が活躍してくれます。

 

強火で、落としぶたして、さっと仕上げるのが、和食の煮付けの技法です。
仕上げの照りを出すために、味醂を上手に利用して、見た目も美しく作りたいものです。

 

煮汁は、あくまでソースだと考えれば、納得出来ます。
添えモノも、あればいいです。
この日は、冷蔵庫にあった絹さやを、添えました。
天に、針生姜もいいですね。

 

添えモノも、なかなかセンスが必要です。
ごぼうであったり、ネギであったりと、それも楽しめます。

 

新鮮な鰈なら、翌日の煮凝りも、オツな味わいになります。
釣り立ての鰈を煮れば、煮魚の旨みも、より分かります。
海が近いと、そんな楽しみもあるんでしょうね。

 

バイクで、大阪湾まで行けば、釣りも出来るんでしようけどね。
なかなか現実的ではありません。

 

大阪の事を、「なにわ」と呼びますが、「浪花」や「難波」や「浪速」の字があてられますが、本来、「な・にわ」です。
「な・庭」と言えます。
「な」とは、「菜」の食材のこと、魚も「な」です。
魚のいっぱい取れる庭、つまり、漁場豊かな湾と言う事です。
泉州の漁港で上がった新鮮な魚なら、美味いでしょう。

 

焼き魚も美味いですが、煮魚も美味いです。
煮魚とごはんとみそ汁の、煮魚の定食は、アタリハズレも少ないです。
その分、煮魚の煮汁には、料理人の才が見え隠れします。
煮魚は、奥が深いし、難しいです。

 

今回の嫁の鰈の煮付けは、美味かったですね。
このくらいの味付けなら、3歳児ゆうゆうの箸も伸びていました。
味付けも、こっそり、すこしだけ味の輪郭をしっかりさせました。
そして、煮汁にも、少しだけ水溶き片栗を加えて、程よいとろみを付ければ、ソース感もマシマシです。

 

煮汁を煮詰めても、なかなか程よくなりません。
むしろ味が濃くなりすぎて、適度なとろみが付きませんからね。
そこは、妥協の産物です。
プロの使う調味料と、家で使う調味料は違います。
火力も違います。

 

家で使う柄のついた行平鍋では、強い火力を出すと柄が燃えます。
ですから、プロの調理場では、収納も考慮して、ティファールみたいな重ねる事の出来る柄のない鍋が使われることが多いです。

 

そばにあるのは、やっとこです。
ぐっと握って、少し鍋を傾ければ、支点・力点・作用点の原理で、意外と重い物も持ち上げられます。
慣れると意外と便利です。

 

プロっぽい感じで、収納できます。
やっとこが、なかなかいいですね。

 

実に煮魚は、奥が深いです。
和食の煮物は、なかなか奥深いです。
ご馳走様でした。

 

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。