''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

頂きモノの太胡瓜で ベーコンと胡瓜と人参とワカメドレッシング和え より。

朝からの雨で、ずぶ濡れになりました。
雨の日は、閉口します。
とは言え、恵みの雨もないと困ります。
これで、関西も梅雨入りしそうですね。

 

梅雨も明ければ、本格的な夏、すぐに、雨不足のニュースが賑わいます。
それを思えば、作物にとっては、ほんに恵みの雨です。
仏の妙法華経の世界でも、雨は 「慧眼の法水」です。

 

「願わくは慧眼の法水を以って我等家内一同の者の業障の六根を洗除し清浄ならしめ。哀愍覆護し給え。」の一節が思い出されます。

 

「慧眼の法水」とは、「えげんのほうすい」と読みます。
一般社会では、「慧眼」を「けいがん」と読み、その意味は「物事の本質を見抜く洞察力」「将来を見通す能力」を指す言葉のようです。

 

ビジネスシーンでも、「社長のご慧眼には、恐れ入ります」などと言えば、ちょっと格好いいかもですね。
新しいビジネススタイルを構築したり、新しい発想力で経営者としてのするどい洞察力をほめたたえるシーンでは、格別の褒め言葉になります。

 

もともとは、仏教用語の「慧眼」(えげん)です。
「慧眼」は、「真理を認識する能力」を指す仏教用語「五眼(ごげん)」の一つですね。

 

五源とは以下の5つです。
「肉眼(にくげん)」は、現実の色形を見る眼。
「天眼(てんげん)」は、三世十方を見とおす眼。
「法眼(ほうげん)」は、現象の差別を見極める眼。
「慧眼(えげん)」は、真理の平等を見抜く眼。
「仏眼(ぶつげん)」は、上記4つの目を備える仏の眼。

 

なかなか難しいですが、そんな法水も、普く平等に、大地に降るわけです。
ありとあらゆるモノに、その恵みは行き渡ります。
人間でも、貧富にかかわらず、老若男女、すべての人に、その恵みが行き渡ります。
その点では、仏の教えのように、普く平等です。

 

ただ、現実社会では、ご存知の通り不平等です。
「平等即不平等」「不平等即平等」だとも言えます。
禅の言葉、禅語にも、「松無古今色 竹有上下節」(松に古今の色なく、竹に上下の節あり ) と言うのがあります。
まさに、仏の世界では平等であるけれど、現実社会では、上下の差がある不平等の社会です。

 

でも、悲願することなかれです。
どんなに偉い人では、1日は24時間です。
1年は、365日(閏366日)です。

 

どんなにお金持ちでも、日に10食は食べられません。
要するに、貧富はある意味、それほどの差はないように感じます。
幸せになりたいと言うなら、社会の柵のない暮らしを求めればいい筈です。
子供の顔を見ながら、家族で夕食を食べられる「幸せ」です。
この幸せは、金銭では得られません。

 

時間も必要だし、健康も必要です。
食べる食事の内容は、それほど金銭の多寡の問題ではありません。
その時間と行為が、幸せの物差しなんです。

 

偉くなれば、この時間を作ることが難しいです。
大きな会社の経営者なら、会社の従業員の暮らしを守ると言う重責は、大きいです。
心の休まりはありません。

 

巨万の富を持つ方でも、一度リーマンショックが来れば、それで崩れることあります。
意外と金銭の幸せは、崩れやすいです。
やはり、心の平静こそが、ささやかではありますが、幸せなんですね。

 

東日本大震災で、日々の暮らしを失った代償は大きいです。
あの平凡な暮らしが、幸せだったと気づいても、元に戻らないことが、大きな災害があって初めて分かった方も多い筈です。
被災者の方々が一日も早く元通りの日常が戻ることを祈るばかりです。

 

それらの意味でも、金銭は必要ですが、それが「幸せの絶対の条件」ではないことが解ります。
家族で穏やかに健康で、食事が出来る程度の幸せが、本当の意味での幸せなのかもしれませんね。
それなら、貧富の差もそれほど変わらず、幸せを感じられますよ。

 

竹の上下の節の中にも、幸せはあるんです。
竹と言えば、成長が早い代表格です。
この時期、畑の胡瓜のぐんぐん成長します。

 

お向かいのTさんから、太胡瓜を頂きました。
子供の腕ぐらいは、十二分にあります。

 

皮も剥いて、庖丁で半分にカットして、タネを取り除いて、薄くスライスしました。
一部は、そのままマヨネーズでサラダにして頂きました。
残りは、私の手仕事です。
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ベーコン、人参、ワカメを特製ドレッシングと和えました。
味付けは、中華ドレッシングをイメージしてもらえば、分かりやすいです。
ただ、そこに中華出汁を入れて、創味のシャンタン入れて、隠し味にバルサミコ酢をフリフリして、冷蔵庫で少し冷やして、最後にゴマをフリフリさせました。

 

これなら、酢の物替わりの和えモノにもなります。
これは、やはりビールか発泡酒ですね。

 

3歳児ゆうゆうも、パクパク食べていました。
私の特製ドレッシングにも、納得しています。
それ以上に、昨晩の私特製のうどんが、お気に入りみたいです。

 

うどんの出汁をぐびぐひ飲みました。
麺類は、まず出汁からですね。
具だくさんのうどんも完食です。
元気ですくすくと大きくなって下さいね。

 

親として子供の成長は、何より嬉しいです。
親としてありがたい機会を頂けたことに、観音様はじめ神仏に感謝致します。
ありがたいです。

 

ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。

 

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。