''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

松山千春を思う

21日の深夜、アーティスト 松山千春のデビュー30周年の番組をやっていました。録画して見ました。熱烈なファンでは有りませんでしたが、大好きな歌手の一人です。中学生の頃のもっとも活躍されていた歌手の一人でもありました。それも当時は、テレビに出ないことでも有名でした。毎週「ベストテン」番組の常連でした。しかし、一度出演したことがあり食い入るように見ていたのを覚えています。

ラジオを活躍の中心に、また北海道にこだわった歌手であったことに一風変わった存在でもありました。北海道の足寄町に居住していることでも有名でした。足寄(あしょろ)町を地図で調べもしました。同年代同世代の方なら同じように感じられていたでしょうね。歌も好きでした。今も好きです。よく口ずさみます。今歌を聞いて今の方がずっと深いものを感じます。

独特の世界観をもった歌手です。シンガーソングライターと当時はよく言ったものですが、最近は、歌手とは言わずにすぐアーティストと呼ぶようです。すこし違和感を覚えます。アーティストなら、一生アーティストであって欲しいです。松山千春にはすじの通った考え方にあこがれます。

番組の中でデビュー当時の恩人に常に感謝して涙流す松山千春がそこにいました。人生を左右する恩人はいるものです。私も恩師がいます。もうすぐ七回忌です。いつも意識して生きています。

それに番組で松山千春の語った話の中で震えるほど感銘を受けた言葉があります。
それはデビュー当時取材の最後にいつも聞かれる「あなたの夢はなんですか?」という対して松山千春が語ります。

「冬はマイナス30度で一年の半分が雪の北海道で、日に三度三度食べるのがいっぱいの生活の中で、今こうして歌を歌って日本中を活動出来ている「今」が夢です」と言う内容を語られています。

「今」が夢です。

ハッとさせられました。日々一日を過ごすに私は、明日があって今日より良いことが待っているようなイメージを勝手にもっていました。

精一杯生きるその最先端が「今」であり、夢であると言える。うっと咽詰まられるほどに込み上げているものを覚えました。まだまだ未熟な今の私に心地よい刺激を頂きました。
一晩明けてもその感覚は残っています。(録画のため昨日見ました)

感謝をして生きていける人生は幸せです。いやなことはいっぱいあります。それも試練です。試練を楽しめるほどの域には未だ至っていません。でもそう考えられる余裕は持てます。常に一人ではありません。なにかの力をいつも感じています。ですから、それら力に「感謝」を持てるのです。

「30周年おめでとうございます。これらかも聞き続けていきます」
松山千春という歌手と同じ時間や時代を共有できたことに「感謝」です。

 

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