''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

あさりの赤だし

一昨日、昼ご飯食べにとある店に入り、何気なく赤だしを頼みました。具は、「あさり」でした。ねぎも入っていて香りもよく味もなかなかでした。貝もやせていなくて食べ応えありでした。今この時期が旬です。

あさりはすまし汁にして飲むことが多く、味噌汁にても時々頂くことがあるだけです。赤だしにすることが少なく飲む機会が少なかったですが、結構いけます。
赤だしは、しじみ汁のイメージでしたが、臭みも砂もなく赤だしを見直しました。
粉山椒は振らして下さい。それがなかったのが唯一の心残りです。

あさりは酒蒸しがいいですね。酒の肴にぴったりです。コハク酸のうまみが濃厚です。

タウリンも多く含まれているみたいです。「ファイト 一発」の耳慣れはタウリンです。
疲労回復の効果もあるみたいですね。お疲れの方お奨めですよ。
私も頂きます。

あさりは、剥(む)き身にしても売られています。たしか深川丼は、ネギとあさりの丼でしたね。急に食いたくなりました。

私は、どういうわけだかあさりのパスタが苦手です。美味しいのにあたったことがないんです。どうも冷凍もののイメージがあります。冷凍物は独特のにおいが鼻につきます。エビやイカにも言えますが、貝類は特に感じます。

イカなんか冷凍物もよくあり、残り物で済ませるときに便利です。イカといろんなものを一緒に炒めるときなど、ごま油少し入れるとイカの匂いはあまり気になりません。生をいつも使えればいいのですが、便利さに負けてしまいます。

でも、ミックスベジタブルはちょっと敬遠します。なんとなく「家庭科の味」でしょうかね。

ドラマ『ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ』で滝沢秀明(タッキー)が深田恭子(深キョン)の問いに答えます。

深キョン「ハンバーグ、おいしい?」
タッキー「家庭科の味がする」
深キョン「家庭科の味って?」
 怒り気味にいう深キョン
タッキー「なんか解んないけど、家庭科の味って感じ」
深キョン「そうか。これが家庭科の味って思えばいいんだぁ」
 無邪気にはしゃぐ深キョン

他愛もない会話ですが、忘れることが出来ない1コマです。
味に「家庭科の味」があるってことに、言わんとすることは分かります。
でも、それは科学的というか人工的な味と言えるんでしょうかね。

味の素は入れると旨みは出ますが、人工的な味でしょうね。でも食べなれた味になっています。漬物なんか入っていないと売れないといいます。味が物足りないでしょうね。
甘かったり、油濃ったりする味の濃いものは本当の旨みではありません。

「真味(しんみ)これ淡(たん)なり」 洪自誠の「菜根譚」 
(私のブログでも紹介しました。気が向いたら読み返してください)

本当の旨みは、カツオであったり昆布であったりの本来の自然の旨みでしょう。コハク酸も当然貝の旨み成分です。旬を味で感じる生活を送りたいものです。

四季のある日本に生まれて「感謝」します。
旬を感じる食事に有りつけました事に「感謝」です。

最後まで、ながなかと取りとめもないブログ読んで頂いた方に「感謝」します。