''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

升田 幸三を思う。

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大阪通天閣

みなさんは、 升田 幸三(ますだ こうぞう) という方ご存知ですか?

升田 幸三(1918年3月21日~1991年4月5日)は、将棋棋士です。
13歳で「日本一の将棋指し」を目指して家出するも、家出の時に母の使う物差しの裏に「この幸三、名人に香車を引いて勝つ」と墨で書き記した逸話がある。
後にこれが現実となる。

子供の頃、木に止まっている鳥を頭に記憶されると飛び立っても、その数や場所が絵のように思い浮かべることができたと言う。

また、勝つことへの意欲でなく、「魅せる将棋」を目的に、既成の定跡にとらわれることなく「新手一生」を貫くちっと変わったプロ(将棋棋士)です。

将棋界の歴史を語る上で数々の逸話が残っている。
陣屋事件は結構有名です。

弟弟子には、大山康晴がいます。
あの阪田三吉から「東京の木村はんを倒せるのはあんただけや」と言わしめた人物です。

陣屋事件
1952年(昭和27年)の第1期王将戦で、当時の名人である木村義雄と七番勝負を争う。
当時の王将戦は三番手直りで、3勝差がついた時点で残りの対局を香落ちと平手を交互に指す制度になっていた。
升田は木村に対し4勝1敗とし、続く第6戦を香落ちで戦うことになり、名人に香車を引く対局が実現したが、このときの対局を拒否して不戦敗となっている。

1956年(昭和31年)、弟弟子の大山名人(当時)との王将戦で、再び名人を香落ちに指し込む。
今度は実際に対局し、大山に勝っている。
「名人に香車を引いて勝つ」を実現した瞬間でもあった。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』参照)

でも、私が好きなのは将棋のプロとしてでなく、その語録のユニークさが大好きです。

私の一番好きな言葉に、次のがあります。

「世の中に驚くことは多いんだ。でも、山より大きなイノシシはいない」


馬鹿げてはいますが、こころに響きます。「案ずるより産むが易し」でしょうか?

「新手一生」というのもユニークです。勝負にあっても勝ち負けでなく、何か己の生きる道を求める。
多くのことに通じそうです。

ちょっとした考え方の違いや物の見方で、同じ出来事や言葉でも、大きく変わることがあります。
自分にプラスに考えればこれほど自信になることはないです。
気持ちが軽くなります。
まやかしやでたらめではなく、気持ちの持ち方で多くのことが変わるんです。

悪いことは続きませんよ。いい事も続きません。
でも、ささやかな「楽しみ」や「幸せ」は探せますよ。
日々の生活の中で落ちています。
拾うか拾わないかはあなた次第です。

見つけたことに「感謝」です。見つけられたことに「感謝」です。

日々の生活を幸せにするスパイスそれが「感謝」かもしれません。

それを升田幸三氏から学んだ気がします。

最後までこのブログ読んで下さった方に「感謝」の雨を降らせます。
もうすぐ梅雨です。

ありがとさんです。