''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

焼きなすを食らう。

暑いですね。
この言葉が、最初に出るようになりましたね。
梅雨にも雨が続くといい、明けると明けると暑いと言う。

何とも不思議なものですね。
それでも、暑いのだからしょうがないです。
夏ですから、暑いのが当然です。

世の中も暑い方が、景気の動向もいいです。
今年のテーマは、節電ですよね。
エアコンや冷蔵庫も節電タイプに買い換えたり、扇風機の売れ行きもいいと聞きます。
毎日の積み重ねが、エコにもお財布にも優しいと言うことですね。

こまめな電気を消す作業も、必要です。
なかなか男は、その辺が煩わしいと感じる生き物です。

暑い最中、主夫としては、料理をする火の前に立つのも、なかなか億劫になります。
それでも、本物の主婦の皆さんは、ご家族の為に、朝晩の食事の用意を為さるわけです。

暑いですよ。
火の前ですからね。
エアコンも効きません。

短時間で済ませたいと思います。
それでも、美味いものが食べたいと思うのが人情です。
それも、この時期の美味いものを美味しく頂くとなれば、加熱する方がうまいです。

スーパーで、よさげな茄子を見つけました。
値段も一袋130円と手頃です。
この時期なら、いろいろと楽しめます。

漬物もいいです。
味噌汁にしてもいいです。
パスタにしてもいいです。
でも、私の頭に過ぎったのは、「焼きなす」です。
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コンロの前で網を敷いて、その上に茄子を載せて焼くわけです。
熱いですね。
火の前で、直接火で焼くわけです。
汗が、ほとばしります。

その上、焼いた皮を剥がすのが、どれだけ熱いことでしょう。
たまりません。
手が火傷しそうです。
もう少しの我慢です。

苦労しただけのことはあります。
冷たく冷蔵庫で、冷やした焼きなすは美味いです。
でも、わたしは、すこし温かい位の方が好きですね。
熱々とは言いません。

なすの香りが楽しめます。
もちろん、天にすりおろしたショウガをトッピン具です。
イチラーとしては、一味唐辛子もフリフリします。
色合いもすこし綺麗です。

実際食べる時には、鰹節も振り掛けます。
軽くムラサキをかけて、頂きます。
焼いた香ばしい香りが、焼きなすの命です。
あのつるっとした食感もいいですね。

これには、やはり日本酒でしょうね。
すこし冷やした日本酒が、たまりません。
がんがんに冷やした冷酒は好みません。
酒の香りが飛びますからね。

茄子と言えば、もちろん秋茄子でしょうね。
しかし、今の時期の茄子も美味いです。
「秋茄子は胃腸を冷やして、毒甚しと、ものの本にあるよ」
と、池波正太郎氏の梅安の中で出来る『秋風二人旅』の一文です。

この中では、秋茄子の塩もみに、水辛子を添えたものが出て来ます。
それを二人して、茶碗酒を酌み交わしているという設定です。
それにしても、梅安はなかなかの「もの知り」です。
彦次郎の言葉を借りています。

茄子を食べ過ぎると体を冷やして、お腹を壊すというのは、よく聞きます。
三本くらいなら、それも限界の程度でしょうね。

焼きなすは、うまいです。
佐藤隆介氏の推薦の、フライパンで焼いた茄子と炒めた牛肉のサンドイッチも、やって見たい一品です。

これから、まだまだ茄子が楽しめます。
いろんな料理に上手に利用する。
そして、上手に体も冷やして、この暑い夏を元気に過ごすのが、賢明でしょうね。

日々の暮らしの中にこそ、ささやかな幸せはあるんです。
私は、そう思っています。
小さな幸せの積み重ねの中で、もっと大きな幸せに繋がると信じています。
飛びぬけビックリするような幸せは、なかなかないです。

生きているのでなく、何かの力で生かされています。
ありがたいことに、私は仏縁を頂いています。
ありがたいと感謝しています。

生きるとは、いろいろな嫌なことも多いです。
それも生きる内です。
その中で、如何に心を穏やかに過ごせるのかが、大切だと感じています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、ボケなすな話にお付き合い下さいまして、心よりお礼い申し上げます。