我が家の食卓ものがたり アレンジ料理 マーボーくずきり より。

嫁の作ってくれたアレンジ料理が、意外と美味かったです。
マーボー春雨さらぬ、マーボーくずきりです。
細いのが春雨なら、太いのがくずきりとの違いです。

関西の冬の鍋には、欠かせないのが、くずきりです。
商品名なら、マロニーなどもそうですね。
入れると美味いです。
細いモノから、意外と太いものまであります。

今回のは、太いタイプです。
鍋のうどんやそばの登場は、〆に属するような後半戦からの登場が多いです。
ただ、最初から投入すると、鍋の出汁が濁ります。
まずは、澄んだスープを頂きたいと思うのが、人の常です。

最初から白濁した水炊き(みずだき)なら、濁点ある名前の通り、濁ったスープでもバージョンもありますが、麺を入れたことによるスープの濁りは、味の違いに出ます。
麺類と餅類は、後半戦から〆の攻撃になります。
ただ、くずきりは、最初の内から投じても、左程のスープの濁りはありません。

透き通ったゼリーのような色合いと、スープを吸い取ったあのコクを考えれば、喉越しを加味されると、最初の前半戦でもあり得ます。
この違いは大きいですよ。

ですから、麺としての食事でなく、スープを吸い上げる具材の一つとカウントされます。
それに比べて、春雨と言えば、これと似ていますが、本来は緑豆から作られたでん粉ですよね。

春雨のサラダを作るのも、中華ドレッシングがあれば、胡瓜、人参、ハム、錦糸卵を使えば、混ぜればりっぱな中華春雨サラダです。

中華ドレッシングの中に、ゴマ油が配合してありますので、味も中華の惣菜です。
最後に、白ゴマフリフリして下さいね。
フリフリと言っても、定番の常套句のリージョンやマクロジョンは、DVDの時の少し懐かしい話です。

あれで、ビールや発泡酒飲むのは、美味いです。
もちろん、マヨネーズと和えても、スパサラダのような感じで、なかなか乙なビールや発泡酒の肴になります。

春雨と言えば、中華料理でも、よくあるのが、マーボー春雨です。
これもピリ辛で、食欲をそそります。
マーボー豆腐も、美味いです。
ピリ辛のマーボーは、春雨といい、豆腐といい、味が淡白なモノとよくあります。

それを冷蔵庫に残っていたくずきりを、嫁がマーボーくずきりにしてくれました。
太いくずきりも、ピリ辛のタレによく絡みます。
それ以上に、この寒い時期に熱々の白菜がいい仕事してくれますね。

ぺチュキムチとは、一味違って、白菜が中華ベースのスープと野相も、いいですよ。
ミンチ肉のうまみも、くずきりと白菜が吸い取って、これまた熱々で美味いです。
白菜の旨みは、この時期格別です。
アレンジながら、この手も我が家の定番食卓の料理になりそうな予感です。

ご馳走様でした。
美味しかった。
ありがとさんです。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、屑(葛)とは呼べない美味い話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。