''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

一足先に、こちらの皿は、満開の桜です より。

昨日は、嵐は凄かったですね。
あちこちに、爪あとが残っています。
倒れた鉢植えが目立ちます。

春と言えば、「春眠暁を覚えず」の漢詩です。
「春眠暁を覚えず 処処啼鳥を聞く 夜来風雨の声 花落つること知んぬ多少ぞ」という読みになります。
この一節の「夜来風雨の声」を昨日の嵐でイメージしました。
もう少し後なら、桜も満開になる前に、散ったことでしょうね。

漢詩の意味と言えば、次のようになります。

春の眠りは、心地よく、つい寝過ごして、夜明けにも気付かない。
目覚めると、あちこちでで鳥がチュンチュンと鳴いていて、どうも天気は良さそうだ。
そう言えば、昨夜は風雨の凄いかったなぁ。
きっと昨日の嵐で、庭の花が、落ちてしまったことだろうかなぁ。たぷん。
それでも、やぱり春は眠いものだ。

少し意訳過ぎましたでしょう。
過ぎたるは及ばざるが如しといいますが、この位の方が、春は眠いという感じがします。
多分、布団の中で、二度寝したと思います。
中国の有名な漢詩です。

嵐にも、桜はつき物ですよね。桜井君。
嵐と言えば、ご存知『愛の嵐』です。
私の大好きな昼のドラマです。

身分違いの恋の話です。
原作ももちろん、「嵐が丘」(エミリー・ブロンテ)です。
大地主の一人娘・ひかるとみなし子・猛の禁断の恋ばなです。

大地主の三枝伝右衛門を、中尾彬さんが演じます。
今みたいにバラエティー色がなかった時です。
もちろん、ねじねじしていません。

川端猛は、少年期を吉村英哉さん、成人を渡辺裕之さんが演じます。
三枝ひかるを、少女期を谷本重美こと、後の小川範子さん、成人を田中美佐子さんが演じています。
少女期の小川範子さんは、めちゃー、可愛かったです。
成人になった田中美佐子さんも、これまた可愛かったですからね。

なかなかの名作ドラマでしたね。
一度は、この禁断の恋も実りそうになります。

猛の妻に、一人娘のひかるを嫁がせようとします。
分家させて、娘婿として大地主三枝家を助けさせる為にです。
成人して猛は、主人伝右衛門の右腕として、必要不可欠な存在でしたからね。

しかし、戦中のドサクサに、その資産の大半を失います。
軍の事業に失敗したので、家田畑が担保になっています。
猛は、赤紙が来て、戦争に行かされます。
その犠牲のなった娘ひかるが、資産家の嫁になる。

これで、何とか大地主の面子だけは残ります。
大地主下の小作人の為でもありました。
土地を奪われては、小作人は、死を見ます。
その人身御供にされたひかるです。

もちろん、伝右衛門は、死を選びます。
戦後、死んだはずの猛が現れます。
商才に長けていたので、戦後の混乱期に乗りあがります。
それでも、愛するひかるは、敵の嫁です。

さて、この愛の嵐の結末はどうなるでしょうね。
♪ちょうど時間となりました~

このドラマの中、音楽『Mrs.メランコリー』が何とも切なくさせます。
なかなかよかったドラマでした。
これがシリーズとなり、『華の嵐』、『夏の嵐』と続きます。
ヒロインの柳子の「ごきげんよう」が流行語にもなりました。
このドラマで共演した高木美保渡辺裕之はゴールデンコンビと呼ばれました。

高木美保さんは、今では、田舎暮らしをしているとは、思えません。
コメンテーターとして、テレビではお見掛けしますが、女優さんの方はされませんね。

春に嵐は、つき物で、嵐に桜は、つき物です。
桜吹雪は、何ともきれいです。
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先日、クッキーの差し入れがありました。
手作りです。
桜の形になっています。
こちらは、満開です。

サクサクして、少し甘さ抑え目に作られています。
これが、私の好物です。
食べよい味付けです。
あまりバター効き過ぎたバタークッキーより、歯ごたえと甘み抑え目の味わいが、気に入っています。

パンを作った時の副産物です。
片付けの途中で作成されると聞きます。
小さな皿に、桜の形のクッキーが満開です。
春ですよ。

疎水の桜も、週末から咲きそうです。
ライトアップも準備万端です。

春よ来い。
楽しみです。
東日本大震災の被災者も、去年は花見どころではなかったですが、今年は家族で花見が出来ることを念じます。
東北にも、春が来いと念じます。

日々の暮らしの中に、ささやかな「よかった」はあります。
ありがたいことです。
ありがたい仏縁を頂けたことによって、知り得る知恵もあります。
ありがたいと感謝です。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、春よ恋の恋バナに、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。