''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

新潟の酒「吉乃川」、この時期、燗でも冷でもうまいです より。

午後から雨降りの一日となりました。
今だ降りやまず、しとしと降っています。
少し予定が、変わってしまいました。

ここの所、少し気持ちが落ちています。
することも多いのに、手付かずで困っています。
俗に、言うスランプです。

少し前まで、順調だった分、リバウンドしたような心持です。
いやはやいけませんね。
ブログ気分転換になります。

自分のやる気を引き出す為にも、ブログの書き込みは、大切なプロセスです。
そんな時は、やはり呑んじゃいましょう。
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新潟の酒「吉乃川」、この時期、燗でも冷でもうまいです。
金賞受賞通算29回と、瓶の口に帯がかけてありました。

時々購入する銘柄です。
やはり、うまいと思います。
美味と表現するより、やはり「うまい」ですね。
大きなぐい呑みか、湯呑み茶碗で、喉を流しながら、ごくりと呑めます。

ビールじゃないので、ごくごくとはいきません。
それじゃ酒の味が、分からなくなります。

池波正太郎原作の『鬼平犯科帳』には、飲食のシーンがよく出ます。
あれを見ると、無性に呑みたくなります。
密偵・相模の彦十は、五鉄の二階で、調べから帰って来ると、平蔵に報告するシーンがあります。

そんな時、「おい、まずは呑め」と平蔵が言われるままに、茶碗酒を飲み干します。
息つきまもなく、「うめぇ」と呑みますね。

そんな酒らしい酒が、この新潟の酒「吉乃川」ですね。
冷でもうまいです。
酒の味がします。

大手のワンカップの酒とは、まったくの別物です。
地酒のワンカップも美味い時もあります。
しかし、どうも醸造アルコールを流し込んだ味がします。
いつもの事ですから、それはそれでいいんですが、冷で頂くなら、やはり酒の味がする酒がいいですね。

久しぶりに呑むと、酒の香りもいいです。
値段も安いので、よく頂きます。
しかし、もっと上等の「吉乃川」もありますからね。
それはそれで、嬉しいです。

一番下のクラスでも美味いと感じる酒は、意外と少ないです。
変な癖がない分いいです。

密偵・相模の彦十も、これまた癖が強いです。
江戸家猫八と言えば、これまた異色の芸人さんです。

でも、鬼平では、やはり密偵・相模の彦十にしか見えません。
その世界にどっぷり漬かります。
やはり、それも芸です。

でも、本芸の動物の声帯模写する物真似師としての芸も、これまた凄いです。
鶯も、春の訪れを感じさせます。
本当に、鶯がいるようです。

安い芸にあるような、単調な鶯ではありません。
鶯を演じられています。
うーん、やはり名人芸でしたね。

息子の四代目も悪くはないけど、やはり、芸の道では、まだまだと言う感じです。
鬼平に娘の江戸家まねき猫が、五鉄のおときの役で出ています。
こちらも、どんな芸をなさるのか、聞いたことがないです。

鶯と言えば、やはり、あの戦国武将達の歌ですね。

「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス織田信長
「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス豊臣秀吉
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス徳川家康

「鳴かぬなら 私が鳴こう ホトトギス江戸家猫八、なら納得します。
ちなみに、経営の神様・松下幸之助氏は、「鳴かぬなら それもまたよし ホトトギス」と答えられたと聞きます。
やはり、神様の言われる言葉には、感慨深いです。

でも、松下の創業者なら、「鳴かぬなら 鳴らしてみよう ホトトギス」でどうでしょうね。
レコードか、カセットか、CDなら、音響機器で再生して、鳴らせます。
もちろん、ナショナルの機器ですよね。(笑)
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そんなこんなで、やはり酒の肴は、焼き鳥です。
スライサーで刻んだキャベツに、鳥むね肉をフライパンで焼きました。

添え物には、やはりネギですね。
それも、この時期美味い、京野菜の九条ネギです。
やはり関西人ですから、白ネギもいいけど、青ネギが大好きです。
ネギの香りが油に移って、鳥の香りもいいです。

おおさっぱな男料理です。
豪快に盛り付けです。

味付けは、シンプルに塩です。
青ネギの上から、ポン酢をかけました。
これが、最近のお気に入りです。
タレもいいけど、少しパサパサして胸肉には、皮目をばりっとさせて、ポン酢が美味いです。

これを、「吉乃川」が、お相手仕ります。
焼き鳥の塩の加減が、いいですね。
絶妙です。
ネギも美味いです。
酒もうまいです。

酒と焼き鳥の相性は、ばっぐんです。
ばっぐんと言えば、お笑いコンビの「X-GUNバツグン)ですかね。
ちょっと懐かしいです。

×でも、○でも、いいことです。
なかなか、うまくいかないこともあります。
晴れても、雨降りの日でも、曇りでも、いづれの日でも、是好日です。

ふて腐れても、なかなか前に進みません。
そんなスランプもあるのが、日々の暮らしです。

何かいいこと探します。
ささやかな「よかった」を探します。

おみぐしでも、「吉」も、「凶」もありますからね。
凶が出れば、今が一番最悪と思えば、後はいい事しか残りません。
それなら、それでラッキーです。

「吉」が出れば、もっと上の「吉」が出ると思えば、いいし、「大吉」なら、尚更今の幸せも感じればいいだけです。

どんな時にあっても、心は「○」であり、「吉」であります。
人生に、坂が3つあります。
登り坂、下り坂、そして、最後は、まさかです。
逆転の時あれば、その逆の時もあります。

それは、いい縁から繋がります。
ありがたいことに私は仏縁を頂けています。
ありがたいと感謝して暮らしています。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せは落ちています。
そう信じて暮らしいています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も明日も、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、吉なる大鳥の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。