''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

母の喜寿の祝いに、嫁手作りのお寿司をもって より。

昨日は、郷里播州に親子3人で帰っていました。
もちろん、日帰りです。

メインは、母の喜寿の祝いです。
土曜日ぐらいしか帰れません。

とりあえず、実家で食事をしたくらいです。
これと言って、盛大にするのでなく、孫娘の交えての食事が何より喜びます。
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嫁が手作りでお寿司を作ってくれました。
写真は、家で食べている時の皿盛りです。
酢飯がなかなか美味いです。
お稲荷さんも、なかなか美味いです。

お重に詰めて、実家にて、父と母と一緒に食べました。
父の時は、神戸の元町あたりで、祝いをしましたが、まだ父も元気な時でした。
今も元気で過ごしていますが、どうも電車に乗って何処かに行くとなると、ハードルが一気に高くなります。

母の喜寿も、なかなかですが、耳が遠くなって会話に困る事があります。
それも仕方ないです。
でも、膝の上に孫娘のゆうゆうを乗せて、おやつを与えている時が、何より幸せそうです。

少子化の流れで、近くに子供も居なくなって、ましてや80歳近くになって、小さな孫を抱ける機会もありません。
本来は、ひ孫を抱っこする世代ですが、ひ孫はまだいません。
甥っ子が、最近結婚しましたので、ひ孫の登場もすぐかもしれません。

ただ、ひ孫となれば、祖父母は4人、その上の高祖父母となれば、8人居ますので、なかなかそうした事も出来ません。
内孫ならぬ、内ひ孫なら、それもあるでしょうが、そんな状況にはない以上、3歳の孫娘は、父母の独り占めできます。

父も母も交代で、孫娘を膝に抱いて、ご満悦です。
遅い目の結婚でしたが、そのお陰で、80歳近くになって、孫が抱けたと言うのは、父母の友達からは垂涎の的になっているようです。

母は携帯電話のガラケーに、孫の写真を入れて、人に見せているようです。
父のスマホの画面には、ゆうゆうの写真を入れています。
時々、メールに添付して写真を送っています。
それも保存していますので、時々父は見ますが、母は父がタブレットを触られて貰えないので、見れないと起こります。

確かに80歳をいくつか超えた父は、何とか私に、怒鳴られながら、怒られながら、タブレットを使っています。
ほぼほぼ、ニュースを見たり天気予報を見たり、将棋のアプリで将棋をしたり、ユーチューブで動画を見たりしています。

80歳代の年寄りの世界は、私たちから見て、不思議です。
ユーチューブの動画は、福田こうへい三山ひろしと、演歌の歌の動画、私の知らない池田輝男っていう感じの演歌を聞いていますね。
それに、最近の流行りは、綾小路きみまろの漫談をよく見ていますね。

綾小路きみまろさんも、1950年生まれですので、今年で68歳と言うから、意外と年輩だと聞くと、納得です。
父も母も、この方の漫談なら聞いています。

意外にシュールな自虐的に笑いが、年寄りには受けるんだと実感します。
父のよく見る動画が、ユーチューブの薦めの所に出てきます。

同年代の80歳あたりでは、やはり、田舎の事ですから、ユーチューブの存在も知らないみたいです。
この辺りは、ネットを使える80歳前後の世代と、使えない80歳では前後の世代では、大きな違いがあります。

母は無理です。
ビデオの録画を出来ないと言う所で、とん挫したままです。
同じような方も多い筈です。

父に至っては、音声での検索を毎回私に聞いてきます。
さすがに、文字の打ち込みは、ハードルが高いです。
ですから、音声での検索をしたいみたいです。

とは言え、すでに30回以上は教えています。
教えると、すぐに分かったと言いますが、次にあった時にも、音声検索の仕方を聞きます。
要するに、ポイントを捉え方が、私たちとは違うみたいです。

ユーチューブなら、虫眼鏡のマークをタップして、検索する所のマイクのマークをタップして、タブレットが、準備が出来たとなれば、音声で入力するだけです。
どこが難しいのか、私には分かりません。

どうも、最初の虫眼鏡の検索すると言う所が、欠落しているのだと思います。
今のスマホタブレットは、ある程度の方なら説明書は見ずに、触れます。
基本操作は同じですからね。

次に、検索項目の横のマイクのマークをタップするというのが、理解できにくいみたいです。
あのマークが、マイクに見えないようです。

次に、そのマイクのマークをタップして、すぐに音声検索します。
機会が準備をして、画面でどうぞと用意が出来たと言わないと、出来ないわけです。

それ以上に、音声検索しようとする事を決めずに、検索しようとするから、時間に間に合いません。
それも不思議です。

私は、検索する言葉を決めてから、音声検索するように言っています。
私となら、ほぼほぼ100パーセント音声検索は、出来ますが、これが独りになって音声検索しようとすると、出来ないんです。

手順をメモに書いてすればいいと思うのですが、それも出来ないですね。
年寄りになれば、こうなるのかと、何十年後かの自分を見ているようです。
ただ、次回あった時も、同じ事を聞くと思います。

その旅に、初めて分かったなどと言いますが、この辺りも記憶が不鮮明になっているのか、照れ隠しなのか分かりませんが、何度尋ねても意欲がある内は、父に付きあって出来るまでやってあげようと思います。

グーグルのクロームを使って、ネット検索も同じですが、また、マイクのマークを見つけることが出来ません。
やはり、年寄りには、あのマイクのマークが、マイクに思えないみたいです。

もし、もう少し年寄りにも、こうしたネットを利用する便利さを感じたら、もっとタブレットを利用すると思いますね。
何か商売上のメリットもあるように思えます。

スマホも持たせていますが、電話に出るのが出来る位です。
今度電話をかける時には、いろいろ不安があるみたいです。
誰から電話が掛かっているのか、スマホの画面を見れば、分かりますよね。
スマホの画面に、電話をかけた人の名前が出なければ、登録していない人でしょう。

誰からの電話か確認した上で、電話に出るように注意しているような所です。
80歳の父の世代で、父の周りで、スマホを使っているのは、父だけのようです。
携帯電話も持たない方も半数居ると聞きます。

ここでも、大きな岐路にあるように思えます。
父も母も、特定の方に電話する相手が居る以上、必要にかられて、携帯電話を利用せざるを得ません。

父は現場の仕事で、早い時期から携帯電話を利用していましたので、携帯電話がないと不便みたいです。
不便と言うより、不安なんでしょう。
何かあった時、電話があれば、家族とも繋がっていられます。

独り暮らしの年寄りには、もう少しこうした社会の便利グッズを、違う形で利用できるインフラは必要に感じます。
テレビで見たいるような携帯電話を利用している年寄りは、実際より少ないように感じます。

ましてや、スマホとなると、持っているだけで、使っているとは思えませんね。
キャリアなどで、お年寄りを対象にしたスマホ教室を行われていますが、なになに難しいように感じます。
キャリアの会社も、もう少しお年寄りに即した販売方法を模索すべきです。
現実とかけ離れれた販売方法が、いろいろと社会問題になっていますね。

少性高齢化がより進む新しい元号の下では、今よりもっと深刻な社会問題になるのは、明らかです。
社会のインフラ整備の一環として、より現実的な政策を政府としても進めるべきだと思います。

誰もがより快適に暮らせる社会であって貰いたいです。
そう念じるばかりです。

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。