''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

すだちのお酒と温奴の晩酌 より。

朝から、病院でいつものようにマッサージを受けて来ました。
少し首センター・クビダス(かんとうしょうえの造語)が反応しています。
パソコンの使いすぎかも知れません。
無理のない程度にとも思いながら、仕事柄も仕方ないです。

昨晩は、アロマっ子さんから頂いて、すだちをスライスして、日本酒に浮かべて見ました。
意外によく合います。
お酒のつんとした日本酒独特の癖が和らぎます。
仄かに日本酒の酒香に、かんきつ類の香りです。

昔、私の伯父が、日本酒にレモンのスライスを入れて呑んでいたのを思い出しました。
レモンのスライスや、レモンを口に入れて、お酒を呑むと悪酔しないと言っていた記憶があります。
やはり、すだち等のかんきつ類には、そうした効能があるのかもしれません。

「効能は?」と言えば、温泉に入ってのうさぎちゃんのレポートですね。
亡深夜番組を思い出します。
♪ シャバダバ シャバダバ シャバダバ シャバダバ シュワー

うさぎと言えば、お月さんの中で餅つきしていますね。
中秋の名月の「お月見」ですね。
今年は、9月30日辺りと聞きます。

中秋とは、旧暦の8月15日、今日9月15日が、まさに中秋です。
ここから一番近い満月が、中秋の名月のお月見になるようです。
イメージ 1

月見となれば、月見酒です。
お酒の入ったグラスに月を浮かべ、それを呑み干すのもオツです。
そんな事を思い、グラスにすだちのスライス浮かべて見ました。

こんな酒には、肴は豆腐です。
私の好きな温奴(おんやっこ)です。
スパイスガールの物まねの得意なのは、最近結婚された椿鬼奴さんでしたね。

月見の満月に、少し雲がかかって、空に浮かんでいる雰囲気で盛り付けました。
月見ですから、すすきをイメージしてシメジを盛り付けています。
イメージ 2

ちょっとワイルドでしょう。(スギちゃんには、一日も早いご回復を祈ります)
見られる月が、一点も掛けていない満月とは限りません。

この世をば わが世とぞ思う もち月の欠けたることの なしと思えば

摂政 藤原道長公の歌ですね。

自己中心に世界が回っていると、少し思い上がった勘違いもあります。
時の権力者ですから、そんなものかもしれません。
満月のように欠けることがない状態は、それが頂点ですから、あとは欠けるばかりです。
権力者とは言え、すべてが何でも行える訳ではありません。

自然の驚異には敵いませんし、人の心もすべて権力で動かせるものではありません。
もちろん、ある程度はお金で解決できることも多いのも事実です。
そう思いと、人として哀れすら感じます。

昔のダイエーのマークと同じで、100%であるより、幾分か欠けている方が、上手くいくこともあります。
そこに、努力や頑張りもありますからね。

人の人生、そんな上手くは行きませんよ。
私のブログにもよく登場する『うすゆき物語』の中の和歌です。
「世の中は 月にむらくも 花に風 思ふに別れ 思はぬに添ふ」

物凄く象徴した和歌ですが、よく言い表しいていると思います。
月を見ようと思えば、月に雲ががり、明日花見をしようといれば、その夜に嵐が来て花が散ってしまう。
また、好きだ好きだと思う憧れの人とは、思いが通じず、そうでもないかと思っていた人とそうなってしまう。

妙に言い当てることがあるはずです。
ですから、満月を見られることは、まぐれ位のつもりでいると、十分楽しめます。
例え、月にむらくもが掛かっても、それも楽しいと思える人生は豊かです。
日々是好日ですよね。

そんな月が見えなくても、それでも月見酒で、晩酌を頂くのを、口実にしてお酒を頂く事にしましょう。
好日違いのこともありますよ。

気持ちの切り替えも、スイッチのオンオフです。
そんな訳で、オン奴にしてみました。

♪ちょいと出ました三角野郎が、四角四面のやぐらの上で~

そんなふざけた奴は、豆腐の角に頭をぶつけて・・・・そんなお叱りを受けそうです。
そんな八木節を出すなら、鰹節をかけろと言われそうです。
あんまり気難しいことを考えずに、ポン酢で頂きます。
もちろん、すだちの果汁をたっぷりかけて頂きます。

うまいです。
この歳になると、豆腐はありがたいですね。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝して暮らさせて貰っています。
ありがたいです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、念ずるばかりです。

最後まで、すだちをスライスした話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。