''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

即席20分で作ったおでんで、晩酌タイム より。

朝から、京都は夏日の予想でした。
屋内に居ましたが、それは当っていたと思います。

いやはや、汗が滴りました。
体がまだ順応しておりません。

先日、晩酌タイムに食べたのが、おでんです。
もちろん、温かいおでんです。
たった20分ほどで作った即席おでんです。

私は、播州生まれですから、郷里では、「関東煮(かんとうだき)」と呼びます。
すこし甘くどい味が、その特徴です。

その為、汁は飲まずに、小皿のしょうが醤油に付けて食します。
この辺は、静岡おでんと似ています。
もちろん、粉類はかけません。
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そんな甘くどい味が恋しくなることがあります。
そんな時は、即席で味の濃いおでんを作ります。

豆腐に、平天、ごぼ天、こんにゃく、たまご、かしわです。
意外に、豆腐にも、天ぷらにも、味が入っていましたね。

しょうが醤油は、なくてもかまいません。
あれば、あるで喜んで、頂きます。
なければないで、それもいいです。

禅語の「逢茶々遭飯々」です。
「茶に逢えば茶、飯に遭えば飯」と読みますね。
何事にも執着しないことが、肝要です。
酒があれば、酒を呑み、なければないど、それも一興です。

酒があれば、肴は何でもいい。
そんな想いかもしれません。
燗酒と来れば、おでんが付物です。

こんな時期ですから、燗酒でなく、常温の「冷」が美味いです。
瓶から、湯飲みかぐい呑みに入れて、呑み干す日本酒の美味さは格別です。
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名酒・吉乃川がお出迎えです。
少し暑いと、ごくりと喉がなります。
この時期だけの醍醐味です。
夏になれば、冷やして頂けば、それも一興です。

人の人生、ああしょう、こうしょうと、頭で考えても、なかなか上手くいきません。
時節に流されて、世間の荒波に、浮かぶ身を知ります。
固執しても、執着しても、結果にそれほど大差はありません。
ありがたい仏の縁に導かれて、行き着く先も、それを一興です。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せはあります。
ありがたい仏縁に感謝して、暮らさせて貰っています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も明日も、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、自家製お禅な話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。