''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

本物とコピー商品とハザマに

先日、昼ごはんに「香り箱ほぐしの押し寿司」なる小さめの箱寿司を見つけて購入です。
箱一面にパッケージの紙で覆われていました。
期待は更なる高まりです。
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開けてびっくり、カニではありません。
カニ蒲です。どう見てもカニ蒲です。
とりあえず、切れ目の入っているひと塊を口中に放り込みました。
「うーん。カニ蒲」
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カニ蒲も上等なものから粗悪なものまであります。
中にはカニの身を混ぜ込んでいたり、コピー商品と本物を混ぜ込んだと言うものもあります。
でも、この箱寿司カニ蒲はごく普通のカニ蒲です。
最後まで、カニ蒲の味の箱寿司でした。
残念です。

確かにパッケージには、カニの押し寿司とは書いてないですね。
値段も395円なら微妙です。外からでは見えないようにされていました。
なんとなく微妙ですね。

その翌日スーパーに行ったら、カニの足のほぐし身とカニ酢のパックが売られていました。
値段は380円でした。
こちらは、本物のカニの身でしたね。量はもちろん少量です。
香りもいいですね。付属のカニ酢も程よく酸味と甘みが心地よく、カニの甘みと香りが咽深く鼻腔高く余韻がありました。

本物とコピー商品、似ている様で全く別物です。
代用品かオリジナルか、その捕え方の違いでしょうね。
代用品の方が美味かったりすることもあります。
並べて食べても分からないものもあります。

昔バイト先のレストランのメニューに「イクラのパスタ」というのがありました。
パスタを熱したフライパンで醤油ベースの和風ダレを絡める。
そして、イクラをトッピングします。結構な量です。
その上に刻み海苔をトッピン具~です。

当時780円でしたが、人気メニューでした。イクラががたっぷりと乗っています。
よく見るといくらのコピーです。
でもこのお店は1割から2割ほどは本物のイクラを混ぜます。
混合ですね。じっくり見ないと分かりません。

本物のいくらでやると逆に、味がくどくて重い物になります。
コピーいくらの方が見た目もきれいです。
シワシワになりませんから、食べてもいくらのプチプチ感はあっても、生臭さもありません。

お寿司屋さんとかで鮮度のいいものならまだしも、レストランで日に10もオーダーが入らないものなら、コピーのイクラでも安くお客様に提供出来ていいですね。

一度もお客さんからはコピーと言われたことはないですね。
値段が分かってもらえる値段ですからね。

魚卵とパスタは結構相性がいいですね。
明太子パスタもコピー商品が多いです。

茹でたての熱々パスタに、明太子と少量のバターをボールの中で和えて熱々を頂くなら、タラコのプチプチ感が程よく味わえます。ほんの少し微かな生臭さもありますね。

魚介類ですからね。
バスタのインスタントには、コピー商品も含まれます。
それはそれで美味しいですね。

本物もしかり、コピーもしかりです。
そのはざ間には、その種類の違いをしっかりと自分の味で楽しめる喜びがありました。

でも、香りの押し寿司は納得いかないですね。
「これって、だまされた?」

それもまた楽しいですね。
それをテーマにブログの記事を書けたんですからね。
何でも前向きに考えることにしましょう。

それもささやかな「よかった」を探せました。
コピー商品にも感謝です。ありがとさん。

最後まで取り留めのない話に、お付き合い下さいましてありがとさんです。