''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

「銀の雨」の世界から見えます。

先日、再販物のCDを扱う店に行きました。
ゲームの花盛りしご時世です。

ゲームやCDやDVDと言った物を扱うお店に、お子らはいっぱい、親御さんもご一緒においでです。
ゲームはやりませんので、思いに昔の懐かしいCDを物色しにやって来ます。
ハンターの目に止まりました。

このお店はセール中です。
去年からのセールです。
980円以下なら半額です。

中古というより再販物ですね。
中身は、使った後はないきれいなものです。
中には、中古と言われるような使用感のあるものも見受けられますが、私が手に取るものは、大抵再販物ですね。
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松山千春BEST』に目が行きました。
懐かしいと手に取った次第です。
昭和の名曲と言えます。

今現在の松山千春氏は、テレビや映画のメディアにも登場しますが、当時は動く映像はなく、独特の口調と歌の世界のみに住していたと言えます。

また、今のような風貌ではなく、線の細いような繊細な声と女性目線での歌の世界に、独特の世界観を持つシンガーソングライターとして、多感な少年・青年時代をその歌とともに過ごして来ました。

久しぶりに古い歌を聞くといいですね。
その若かった松山千春の歌声です。
時代を戻ったかのような錯覚すら感じます。
昭和の時代の香りがします。

歌というのはこうした独特の世界があります。
癒されます。
MP3のような圧縮していない音源です。
一時ありました右と左の音声の違うタイプのステレオの音源です。

この中でも『銀の雨』が一番好きかもしれません。
どれもかも一番ですけど、あえてというとそうなりますね。

歌詞の内容は、以下の通りです。(Yahooが歌詞の転記を禁じていますので、内容だけです)
貴方と暮らしたたった、わずかな時間を思い出します。  
これ以上、私がそばに一緒にいたなら、貴方がこれ以上だめになってしまうと、身を引きます。
それでも、窓の外は銀の雨が降っている。

何とも切ないような恋でしょうかね。
同棲という言葉もまだまだ後ろめたいような気のする時代です。
神田川』のような生活感のない同棲ですね。

冷たい銀の雨が降る。
そこに男と女の愛情もつれ、苦悩、そして身を引く昭和の女の世界も交差した松山ワールドです。
何ともその切ない感じと高い繊細な声が気持ちを盛り上げます。

最後には「貴方の夢がかなうように」と祈りを込めます。
この後どうなったのか不明です。
私は夢をかなえた彼氏が、彼女を探して一緒になったハッピーエンドであって欲しいと願います。

いえいえ、夢をかなえないでも、現実を見つめて額に汗して、ささやかな日々の生活を二人して、三人してしていると感じます。

夢はあれば前向きに進める。
夢持つことは素晴らしい。
でも、ある程度の年齢に来ると先が見えることがあります。

天命を知る。
残りの人生と今ある生活のバランスです。
今あることに感謝は必要です。

今の生活に満足して、向上する気持ちを持たないのは違うように感じます。
今日を精一杯過ごす、その向うに見える世界があるはずです。
今日を精一杯過ごさないで、明日の今日はないように感じます。

一日を終え、本当に「ありがたい」と感じれたということは、今日を精一杯過ごしたと言う事ではないでしょうかね。

いつも言いますが、頑張らないで下さい。
日々の修練は、淡々と行なうものです。
無理をしてこれだけやったから、どうと言う見返りではありません。

人がどうでなく、自分の中でやるべきことをなした充実感を持つ続けることが、精一杯と表現しました。
目標とするには人でなく、自分自身であると感じます。

無理をすることが、頑張ることではないと思います。
無理は続きません。

ごはんを頂くのを一所懸命はしません。
コーヒーを頂くのに精一杯はしません。
極普通に頂きます。

それが自然の振る舞いと感じます。
この自然の振る舞いの中に、仕事があったり、自分の成すべきことがあるように感じます。
生活の一部をなす、これが精一杯と感じています。

ですから、無理してやるべきものでなく、生活の一部です。
時に怠けの心も沸きます。
しかし、それは本当の意味で、日常になっていないからです。
やろうと意識することすら、ない状態が精一杯という言葉ではないかと感じます。

「銀の雨」の続きはどうなったのかは不明ですが、相手を思うやる気持ちは必要ですね。
物事の解決には「おもいやりとやさしい」があれば、大抵のことは解決できると習いました。

銀の雨の振った後、金の太陽の日差しが出るはずです。
冬の後には、春が来る。
いろいろ有るのが人生です。

日々の生活がありがたいと感じます。
今日も一日平穏無事に過ごせますように、手を合わせるだけです。

最後まで、歌詞の世界にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。