''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

くれたけの「五目汁そば」より。

先日の休みには、久しぶりに歩いてみようと思い立ちましたね。
京都伏見の稲荷辺りから、疎水沿いをテクテク歩きます。
疎水に水は張っていません。

ちょうど整備している時期で、小さい重機が、疎水の中に取り残されています。
水が張ってある時には、小さい舟が走ることもあります。
観光用の小舟でなく、土木事務所の船です。
何とも不思議な感覚になったのを覚えています。

ちょうど、新幹線に短い2輌編制の黄色い新幹線がありますよね。
ドクターイエローでしたかね。
あれを見たような感覚です。
疎水も新幹線もメンテナンスがあって、初めてその機能と安全性が保たれます。

私の体も同じです。
健康の為にも歩きます。
休日、ごろころとしていたい気持ちもあります。

しかし、後になって、気分転換が上手く行かないことに気付きます。
雨の日なら、家でゆっくりしているのもいいですが、天気がよいとさすがに外に、少しの時間でも行きたい思います。

疎水沿いを歩くのは、余り疲れません。
歩きよいです。
車にも気を使わなくていいですし、所々にベンチもあって、腰をかけます。

そこから見る風景は日常的な風景ですが、私の非日常です。
なかなか腰掛けることもないです。

どれくらい歩いたことでしょうか、墨染のインクライン後に、疎水の池があります。
昔、疎水に舟が行き交った時に、舟を引き上げるところです。

蹴上の方が有名ですね。
あちらは、岡崎から桜の時期に歩くとなかなかいいですからね。
こちらは立ち入り出来ません。
池に水が張ってある時には、舟の姿も見ることもあります。

ここからは、伏見の京町あたりの町並みを歩きます。
丹波橋駅を下り、伏見桃山辺りで、この日の散歩は終了です。
4kmはゆうに歩いたと思います。

すこし小腹が減りました。
いつもの大黒屋のラーメンにしょうかと、それともくれたけのラーメンかと思案です。
喉も渇いています。
あっさりと行きたいです。

くれたけにしましょう。
さっそく、店内です。
さすがに3時を回っていると空いています。

いつもの席に陣取ります。
メニューを見ていると気になるラーメンです。
「五目汁そば」(700円)に、決定です。
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この日も、いつもならここでビールです。
しかし、その日はそんな感じがしません。

5分少し待つこと、出で来ました。
なかなか美味しそうです。
麺はかためにお願いしています。

中華屋さんの中華そばですね。
いつもは定番のラーメンを頂きます。
醤油味のとっても私の口にあうラーメンです。

こちらの五目汁そばの麺を一口口中に投じます。
麺もなかなかいい感じです。
続いて、スープです。

「あれ、醤油じゃない」
そうです。
色合いからも塩味です。
タンメンという感じでしょうかね。

鶏スープと塩があっさりな感じを強めます。
醤油ベースでもよかったですね。
野菜の持ち味と肉、イカの旨みがスープに出ています。
なかなか美味いです。

難点を言えば、野菜がシャキシャキ過ぎます。
白菜が特にそうですね。
油通ししていないようです。
ただ、スープで煮ただけですね。

コテコテさせないとの配慮でしょうかね。
下湯でぐらいのお湯通しはあってもよかったです。
食べ終わるまで、白菜は芯のところは生の状態ですね。
スープに白菜の湯での、味がすこし強く感じますね。

厨房を覗きます。
やはり、いつもの方ではないような気がします。
料理長は休憩でしょうかね。

まーよくあることです。
しかし、味として美味いです。
スープがしっかりと取れていますね。

中華屋さんに来たら、鳥のスープを期待します。
あっさりとしていながら、仄かに脂も浮いている。
ここに食材の味が、幾重にも重なる足し算の味わいがあります。

人生も引き算でなく、足し算であると豊かになります。
嫌なことも多いです。

嫌なことが「10」なら、ありがたいと思うことが「12」ならありがたいことが多いです。
単純に「2」多いと言えます。
でも、そこをもう一歩、捉えるなら、「12」として捉えるともっと、幸せです。

12もの「よかった」があったということは、12個「幸せ」を感じられたということです。
嫌なこともなく、2個「よかった」を探せたより、6倍も幸せじゃないですかね。
嫌なことはなかったと感じます。
感じるように思います。

この世は、「食(くう)」ですからね。
良い事のみを見つけます。
嫌なことも辛いこともあります。

逃げることは出来ません。
そんな時、こう思うとなかなか楽しい人生になります。

今日、今あるここにあることに感謝です。
私も生かされています。
ありがたいと感じます。

今日も平穏無事に一日が過ごせますように、祈ります。

最後まで、塩味の鶏スープのようにあっさりした話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。