''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

カレーの椀で、一杯やるか?

カレーと言えば、カレーライスですね。
それ以上にカレーうどんでしょうかね。

カレーというものは不思議です。
どうも日本人の好みに合うものですね。
不思議です。

インドからの独特の香りを、まるで自分が本家のようによく馴染みます。
もともと香という文化が馴染んでいるのでしょう。
線香といい、香の物といい、香という香りには、「臭い」という言葉しかありません。
香りを表現できる唯一の形容詞です。

甘いや優しいなどという表現は、他の物からの転用です。
匂いと言えば、「臭い」です。
しかし、臭いの中には、漠然として臭いのでなく、匂いが強い、濃いと言えます。

香水とも時に臭いです。
しかし、それを薄く希釈するとほどよい香りになります。

芳しいと形容詞も表現出来ます。
濃い中に、それを発見することは出来ません。
時に、真逆の成果を生むこともあります。

カレーといえば、和食でしょうか?、洋食でしょうか? 難しいですね。
いっそのこと、カレーを会席仕立てにするのも面白いですね。

和食の華といえば、椀です。
出汁の出来で、その店の味を判断される大切な一品です。
料理人のセンスが光ります。

季節感、盛り付けの妙、それでいて華美でなく、それ以上にその店の味を象徴する一品と言えます。

日本料理のプロには到底素人では、太刀打ち出来ません。
しかし、自分が食事特にビールやお酒を飲む立場なら、何を椀に望むでしょうね。
堅苦しい和室で、仲居さん一々ヘコヘコしながらの、和食の椀では、味すら分かりません。

気さくに飲み食いしたいと念じます。
しかし、椀には憧れがあります。

最近、私のブームはカレーです。
しかも、カレーでビールを飲むのが好きです。
カレーライスを食べながら飲むとというので、カレーの具材とルーを楽しみたいです。

具沢山カレーです。
家庭のカレーです。
ライス抜きで頂きます。

先日の休みの昼に作っていました。
一晩寝かしたカレーを翌日の晩の晩酌に出します。
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朱塗りの椀です。
ここに盛り付けるは、すじ肉カレーです。
ジャガイモもごろっと大きく、たまねぎもたっぷり入っています。

見た目を良くする為に、上から朱の椀と補色の緑の乾燥パセリ(通称パセポン)を振ります。
黄色と朱と緑のとりなす彩です。
ビールが進みます。

もちろん〆はカレーうどんか、カレーライスです。
この日は、小さいカレーライスです。

すじ肉の旨みと適度に脂身がカレーの持ち味と相乗します。
上品な味わいとはいえませんが、よく煮込んだすじ肉の旨みをジャガイモが吸ってくれます。

なかなかどうして、ビールの友と言えますね。
ビールのアテにするので、すこしゆるい目に作っています。
ドロドロでは、食べにくいですからね。

少しとろみのある程度にしておきます。
もちろん、一味唐辛子も利かせてあります。
少し辛いというくらいがちょうどです。

一椀なれど、満足のいく一品です。
もとろん、たっぷりお替りもあります。

すこし季節も前に進みました。
あつあつの物もまだまだ楽しめますが、温かめのカレーなる一椀に、季節を見ることも出来ます。

やっぱりカレーはいいです。
カレーに感謝です。
少し体調が本調子ではありませんが、美味しく食事もお酒も頂ける、そんな健康に感謝したいです。
何気なく、「ありがたい」と言葉を発します。

今日も平穏無事に一日が過ごせますように、手を合わせます。

最後まで、芳しい華麗な話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。