''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

賄い 鰈(カレイ)の煮付けで、一杯やりたい。

先日、いつものスーパーに行くと、鰈が安く売られていました。
2匹で150円でした。えて鰈でしょうかね。
下処理済みの魚です。
やはり煮付けがよさそうです。

子供の頃、何ゆえかお腹を壊した日の夕食は、ニラと卵の粥と鰈の煮付けでしたね。
どうもお腹に優しいものなのでしょうかね。
播州の私どもの地域では、多いように思えます。

子供の頃から、腹を壊さなくても、鰈は大好きです。
祖母が身を取ってくれました。
保育園に行く前の頃から、じっと祖母がする魚の身の取り方を見ていましたね。

真ん中の背骨の部分にそって箸を入れる。
後は、右と左の大きな鰈の身が、ころっと離れます。
裏返して、同じように、背骨に箸を入れて、右と左に身が離れます。

後は丁寧に、美味しい鰈の身を丁寧に丁寧に、箸で取っては、口にと運ぶ。
もちろん骨はあります。
よく見て、それでも、口に触ることがあります。
がつがつしないで、ゆっくりと食べ進みます。

頭の周りの身もなかなかオツな味わいです。
「左ヒラメの右カレイ」でしたかね。
例外もあります。

ついで「私のカレは左利き」ですね。
♪こちらにおいでと 呼ぶときも 呼ぶときも 私の私のカレは左利き~
麻丘 めぐみさん、懐かしいです。
黒い長い髪と愛くるしい表情に、年上のお姉さんをイメージしましたね。

歌の披露キャンペーンのパティーには、王貞治さんが招待されたと言います。
王貞治さんは、自分たち子供の頃のヒーローですね。
世界の王ですからね。

もちろん、ピンクレディーの『サウスポー』のモデルです。
作詞家 阿久悠氏は、名前は挙げていませんが、時の人である世界の「王」であることに違いはありません。

昭和の偉人、平成の偉人です。
名選手は名監督にはならないともいいますが、野村克也氏も共に兼ね備えたと言えます。

一つの事しか出来ないのは、不器用ですが、一つの事を極めたことは素晴らしい。
そして、幸せなことだと感じています。
不器用は、素晴らしいです。

すぐに上達しない分、丁寧に丁寧に仕上げます。
ちょうど、今日の鰈を食べる様のようです。
このお皿の鰈も、魚の標本のように、骨だけの姿になります。

いつも言われます。
魚の食べ方の上手な人は、出世すると言われます。
諺のように言われますが、私の場合、外れです。出世はしていません。

B級の食道楽にはなれましたがね。
それと調理人にもなれましたがね。(仕事には使っていません)
それだけです。

鰈から、いろいろな話が広がります。(広げすぎかもです)
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もちろん、これには熱い燗酒が付きます。
母が作ってくれたようなあっさりな味付けでなく、みりんも利かせた、少しこってりした味わいにして見ました。

賄いように煮たので、飾り付けの彩りは無いです。
この時期なら、青味に菜の花を添えても綺麗かも知れません。
春の訪れを楽しみに出来ます。

親しい友人が、メールで朝に、鶯が「ホーホケキョ」と鳴いたのを聞いたと知らせてくれました。
春の時節をメールで知る歳時記です。
ありがとさんです。

仏縁を頂いている私には、「みょうーほけきょう(妙法華経)」と聞こえます。
これまた、ありがたいと、ご縁に喜んでいます。

今日も一日平穏無事に過ごせます様に、祈るばかりです。

最後まで、華麗な話にはならないままですが、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。