''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

ボスと一緒に歩こうか!! その1 三十三間堂より

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深夜の帰宅には、まだ雨の匂いはしていましたが、雨は降ってはいませんでした。
濡れずに帰宅出来ました。
ありがたいことです。

いつものように、今日の朝は、裏庭の雨音で目が覚めました。
結構強く降っています。
今日一日は、天も雨模様ですね。

時期よく、昨日は、仕事場を今月いっぱいで定年退職されるボスを囲んで一緒に歩こう会に参加しました。
10人ほどの参加ですが、部会を離れての参加者です。
直属の配下は、残りは仕事中のため、私を入れて二人です。

懐かしい顔もお見かけします。
すでに定年退職された方の顔もあります。
ボスのご人徳ですね。
それを思い参加ですね。

ボスの趣味と言えば、寺院仏閣めぐりです。
三十三ヶ所めぐりも、こまめに行かれています。
会の発起人は、同じフロアーの隣のボスです。
指揮系統が、違いますのですが、ボス同士仲良くされています。

それじゃと、まずその白羽の矢を立てた寺院と言えば、やはり矢のつながりで、三十三間堂です。
「通し矢」で有名です。
成人式には、振袖に袴という女性が矢を討っているニュースが流れます。
何とも、若い女性の胴衣姿は、凛々しくていいですね。
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三十三間堂は、十一面千手千眼観音さまが千体安置されています。
日本で唯一の場所です。
その凄さは、圧巻です。
私が、京都で一番お勧めする寺院の一つです。

仏像マニアにはたまりません。
それも運慶の長男・湛慶(たんけい)という天才の指揮の下、日本中仏師に号令し、製作した一品ばかりです。
これほどの凄い仏像は例がありません。

一人一人お顔が違います。
よく見ると女性と思われるお顔や中には少しお腹の大きい仏様もおいでです。
ご依頼主さまのお顔かもしれませんね。

観音さまは、33のお姿があります。
聖観音さま、馬頭観音さまと、観音さま呼ばれる称号は有名です。
私も深く帰依しています。
いろいろな時に、私をお救いしてくださる大変ありがたい菩薩さまです。
特殊な菩薩さまであることは、前にも記事にしています。

いろいろな難儀から救って頂いています。
それに「三毒」という人間のおろかさからも救って下さいます。

毎日と言うほどおすがりして、気持ちを静めています。
イライラして時、怒りを静めて平静な気持ちにして下さいます。
愚痴をこぼしたくなる時、その気持ちを治めて下さいます。

悪い因縁から守って下さるありがたい菩薩さまです。
日に日にその名を心に浮かべ一心に名を唱えます。
俗にいう観音経の功徳です。

経典の中、妙法華経観世音菩薩普門品第二十五に由来します。
ですから、入り口のところに「普門閣」と額が上がっています
普(あまね)くお救いになるという意味だと感じています。
額にも一つ一つ意味がありますね。
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三十三間堂は、正式には蓮華王院(れんげおういん)といい、後白河上皇院政庁の一画に平清盛が造進したのが由来です。
その大きさ120メートルです。
正面の柱が33あるところから、三十三間堂というと頂いたパンフレットに記されています。

偶然に33あるわけではありません。
あえて33にこだわっています。
3月3日は、六祭日です。
3と3の奇数重なる日は、懺悔できる日であると聞きました。

3と3は、「蓮(れん)」という一対を表します。
5と5、つまり、5月5日も同じです。

蓮とは何なのか、観音さまが、多宝仏塔さまとお釈迦さまに、宝珠を二つに分けて、それそれに奉ります。
法華経観世音菩薩普門品第二十五の一番のクライマックスです。
一番有名なシーンの一つですね。

多宝仏塔さまとお釈迦さまは、蓮(れん)になっています。
法華の多宝仏塔と妙華の多宝仏塔(お釈迦さま)の二つの、連なった蓮です。
法華と妙華は、仏の教えの一対をなします。

妙と法とは、物事のすべて、言い換えれば宇宙の構成でもあります。
「妙華」と「法華」の蓮になっているということです。
「南無妙法蓮華経」の唱えるところに大きな意味があります。

この寺院の蓮華院の蓮と華に関わっています。
そして、特に3と3の「蓮」と観音様がつながってきます。
十一面観音さまの、11も、もちろん11と11も「蓮」ですね。
蓮という言葉が観音様のキーワードにもなります。

観音様は、この娑婆世界に遊ぶといいます。
どこにでも現れて、私どもをお救い下さるありがたい菩薩さまです。
私は、何度も救われています。
これは、事実です。

間違いなく、その功徳があります。
ありがたいです。
その観音様が1000体と言うのですから、そのご利益は計り知れません。
天気も晴れています。

ここの有名な仏像に、国宝の風神・雷神の一対の像があります。
すごいです。
これを身に来るのがボスの狙いです。

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お庭には、きれいな花が咲いています。
ここが、極楽浄土なのかもしれません。

大勢の観光客がおいでですか、いい顔されています。
これも菩薩さまのご利益でしょうね。
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そうそう、通し矢の討つのは、建物の西側です。
的はずっと先で絶対に、的には当たらないですね。
名人になると10000程の矢討って、8000程当たった記録が残っています。

それでも8割ほどの確立です。
野球なら、すごい記録です。
でも、野球以上難しいです。
天才イチローと言えども、4割には届きませんからね。

戦なら、間違いなくお味方、勝利ですね。
戦においても弓矢の力は、その勝敗を分ける大切な手段です。
この日の天気も、ツアーの成功を予感していましたね。

ボスと一緒に歩くツアーも始まったばかりです。
次に行くのは、方広寺です。
皆さん、いいお顔されています。
ボスもご満悦です。

ありがたいと感謝の気持ちが耐えません。
生きているわけでなく、やはり生かされていると、仏縁を頂いていることに感謝の気持ちがふつふつと沸きます。
心は穏やかです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事を祈るばかりです。

最後まで、お付き合い下さいまして、心よりお礼申します。