''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

きゅうりの糠漬より。

朝から暑いですね。
熱波というか、風が生暖かいというより、暑いです。
窓を開けても、風の感じが夏ですね。

玄関に打ち水をすると、夕刻は涼しく風が通ります。
朝にも、打ち水をしています。
気持ちが涼しくなりますね。

風さえ通れば、暑さも大して苦になりません。
風の通しというのは大変重要です。
空気の作用というのでしょうかね。

暑さが増せば、食が細ります。
私も最近は、歳のせいか、脂っこい物を、あえては好まなくなりました。
痛風患者でもありますので、焼肉で精を付けてとはいきません。

あっさりさらさらと湯漬けか、白粥に玉子を落とし、少し漬物にしょうゆを多い目にたらして、その塩分で食事を取りたいです。
減塩と言えば、体に良さそうですが、塩分は必要です。
特に夏場は絶対に必要です。

体に塩が付着しています。
汗から出た塩分です。
食事でそれらを補わないといけません。
取りすぎてもいけませんが、取りなさ過ぎては熱中症にかかります。

昔はどうしても、味噌やしょうゆと塩分の強いものを食しました。
昔の食事に戻せとはいいませんが、適度に塩分はとる必要があります。
そんな時、漬物、家では糠床を作っています。
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この夏の旬、胡瓜や茄子がお手頃な価格で手に入ります。
簡単に塩して、糠床に埋めるだけです。
最近始めたばかりで、要領は掴めていませんが、それなりに好みにあった糠床になりつつあります。

胡瓜に白菜、茄子というくらいは糠床に入れています。
すこしム、ラサキ強い目に垂らして、玉子粥や湯漬けに乗せて頂く、何とも夏らしいです。
もちろん、イチラーですから、一味唐辛子もフリフリしてます。

私は、少し酸味かがった味が好きです。
歯ざわりよりも、酸味です。
酸味としょうゆと一味のコラボは、ご馳走です。

日本人が、こんな粗食がご馳走とは、何とも経済的でいいですね。
どんなご馳走よりも、あっさりとお茶漬け、湯漬けと、米の飯に合うごはんの友が嬉しいです。

ごはんに合うものというと、やはり漬物です。
香の物と言うくらいですから、香りが命です。
胡瓜は胡瓜の、茄子は茄子の、香りを引き立てることが持ち味です。
糠という不思議なものを媒体にして、素材により深みのある香りと味わいをつける。
それが糠漬けです。

日本人の知恵ですね。
日々の生活の中で、ささやかながら楽しみを見つけられる生活はありがたいですし、楽しいです。

ご馳走とは、金銭の多寡でなく、物の希少価値でもなく、人の気遣いや優しいの詰まったものが、ある意味、真のご馳走かもしれません。
それだけ手間をかけています。
 
もちろん、買ってくる漬物もあります。
しかし、どういうか、科学調味料の加減や甘みの加減が、くどく感じることがありますね。
食べる分だけ、自分で漬けるスローライフも悪くないです。

夏が来たと実感出来ます。
食卓からも、吹く風からも、五感で旬を感じる。
季節を感じる。

そんな生き方に感謝します。
生かされていると実感できる喜びです。
今しか感じられない暑さです。
ありがたいと汗かきながら、日々を暮らします。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事を過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、主食のごはんのないままの話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。