''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

デリバリーな楽しみです。

さすがに台風が過ぎると、秋がぐっと近づいた気がします。
朝夕の体感気温は、秋を感じます。

日中は、まだ暑いのかもしれませんが、峠は越えた気がしますね。
今日の京都伏見の予想気温は、34℃と数字の上から計り知れないものがあります。
それでも、平年より5℃高いという予想です。

ここ数日、気を良くされている方もおいてです。
それはありがたいことです。
紹介する手料理にご機嫌です。

一昨日メールが届きました。
「明日、午前中にお届けあります」
昨日、約束どおりデリバリーなお届けです。
「ピンポーン」(貧家は呼び鈴がありませんので、音のイメージです)
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手作りパンと昼ごはんのおかず盛です。
ありがたいと、昼餉に頂きました。

ジャガイモのコンビーフ和え、ネギ入り玉子焼き、塩枝豆とお手製のデリバリーなお品です。
じゃがいも好きとしては、何とも塩気とコンビーフのコクが、昼餉のごはんをかき込みます。
ネギ入りの玉子焼きも、ほんの少し味を濃い目に付けて下さっていますね。

この日の献立は、このおかず盛と蜆とワカメの吸い物、それに田舎で作っているキヌヒカリの中盛ごはん、それに梅干、お決まりのヨーグルトです。
満足な昼餉です。

到着して、15分ほどで私用にお出かけされました。
パンは三日月型と丸い形の2種類です。

中にポテトサラダが入っています。
これまたジャガイモ好きにはたまりません。
こちらは、仕事場の夕刻の軽食に頂きました。
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何か、思いつきました。
何でしょう。
額の三日月の傷です。

あー、暇なんて言わないで下さい。
退屈しているわけではありません。

退屈?
退屈と言えば、ご存知、「旗本退屈男」です。
銀幕という言葉が似合う映画の世界です。

直参旗本・早乙女主水之介(さおとめもんどのすけ)を主人公とする痛快時代映画ですね。
「禄は低けれど直参旗本」「天下御免の向う傷、パッ!」
これが決め台詞ですね。

西川のりおのイメージは止めてください。
大スター市川 右太衛門(いちかわ うたえもん)氏が演じます。

無役ながら1200石の大身旗本です。
本所割下水の屋敷に住むという設定です。
独身で家族は妹の菊路だけ。
使用人7名と大変少な目です。

本来1200石の直参旗本なら、無役と言いながら、外出には籠での外出が常識です。
お供も、3、4人です。
籠かきの奴も含めると10人近い外出のはずです。
単身、江戸を1200石の殿様が歩くことはありません。

御家来も10人近く、家の下男下女も含めると30人は使っているはずです。
それが7人とは、型破りな時代劇です。
時代考証もありません。
痛快時代劇ですから、それもありです。

無役と言えば、まさしくプー太郎です。
直参旗本が、あんな派手な衣装は着ませんね。
将軍家より、天下御免のお墨付きというものをもらっているという設定です。

1200石の大身の無役なら、小普請組というものに属します。
禄高だけその生活の糧を得ているのですから、資産家のお家のようですね。
でも、小普請組なら、逆に幕府に割りを支払うことになります。
共益費、必要費として徴収されます。
なかなか辛いですね。

ですから、退屈などと言っておられません。
無役から、何としても役に就かないと、財政も破綻しかけます。
家来や屋敷もそれなりに体裁を繕わないといけませんし、旗本との付き合いもあります。
経費が課さんで仕方ないです。

そんなストレスから、きっと悪人成敗ですね。
で「諸羽流正眼崩」(もろはりゅう せいがん くずし)という無敵の剣術を習得している剣術の達人です。

太平の元禄の世にあっては腕を振るう機会はなく、口癖のように「退屈で仕方ない」と公言している。(「ウィキメディア」一部抜粋・参照)
そんなこと言わずに、その筋の方に、賄(まいない)を手に、就職活動しなさいよ。

それでも役職に就けないと言うなら、額(ひたい)ではなく、脛(すね)に傷があるのではないでしょうかね。
こんなオチになりました。(♪チャンリンチャンリン デンデン)

それでも、時代劇は大好きです。
東映も時代劇が懐かしいです。
時代の流れで、時代劇から任侠へと様代わりして行った邦画の世界も、また時代劇の魅力が求められています。

心行くまで、時代劇の勧善懲悪に、すかっとしたいものです。
専門チャンネルで時代劇のセールやっていますね。
20日は、時代劇の日でしたかね。

心の三毒を廃し、心静に秋の夜長を映画三昧もいいですね。
日頃のイライラ虫もウジウジ虫も、忘れることが出来ます。
ありがたいと感謝です。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、パッ、パッっとしたキレのない話にお付き合い下さいまして、心より礼申し上げます。