''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

奈良紀行 上海楼のワンタン麺より。

今週は秋の行楽、先日行った奈良紀行を綴っています。
なかなか一日にしては、盛りだくさんの内容に喜んでいます。

正直に言えば、数時間の半日の散策です。
猿沢の池で、昼餉を頂いて、興福寺散策、県立美術館での花鳥画と文化的な香りのする半日を過ごせました。

もう一度、興福寺を通り抜けて、猿沢池でカメラマンはアイスタイム、私はアルアルタイムを楽しみながら、しばしの休息です。
おだやかな時間です。
猿沢の池には、家族連れやら、老若カップルが、小さい池にたむろしています。

最近は、女性でも大きなカメラを首や肩に下げられています。
コンパクトカメラは当たり前になった上に、すこしマニアックなカメラを手を、古都奈良をその記録に残されるようですね。

たった一枚の大切な思い出を、手近にプリントしたり、パソコンで編集したりされています。
それぞれの楽しみが広がります。
いいことだと感じています。

同行カメラマンは、後日気に入りの写真を大きく引き伸ばすようですね。
この猿沢池興福寺五重の塔辺りのいい写真ですね。
軽く一缶の発泡酒が空腹を募ります。

猿沢池から、三条通りに西に向かい、近鉄奈良駅へ向かうにぎわった通りの中に、中華屋さんを見つけました。
ならなら老舗の感じがしましたので、隣の蕎麦屋と迷った挙句、中華に軍配が上がりました。

何となく、ワンタン麺(750円)をオーダーです。
同行カメラマンは、天津飯をオーダーしたみたいです。
ワンタン麺とは、漢字で「雲呑麺」と書きますね。
このお店も、漢字でメニューに載っています。

何となく中華屋さんぽいです。
餃子も今では定番ですが、子供の頃はなんて読むんだろうとお店を見回したものです。
「チャオツー」と表音します。
ゲンのいい言葉です。

子供が授かるという意味です。
餃子の子と交わるという字面と、本当の意味と発音が同じならしいです。
ですから、中国では祝い事や結婚式では、この餃子をよく食べられているようですね。

もちろん、北京辺りの米の採れない寒い地方です。
小麦粉文化圏なんですよね。
日本、特に関西は、米の文化と、うどんや粉モノの小麦粉文化の両方ですね。
ありがたいことです。

米や小麦の採れないところでは、蕎麦がそれらの補いをします。
土地が痩せていても、そばは育ちます。
そばも大好きですからね。

ワンタン麺は、中国のその最たるものでね。
ワンタンという小麦の中に豚肉を入れた麺料理です。
シルクロードの果てにやって来た餃子とは違う広い意味でいう麺料理です。

そのワンタンと、ワンタン麺の麺、麺の相乗効果です。
大阪人のお好み焼き定食、ごはんとお好み焼きのセットメニューです。
炭水化物同士の組み合わせでする。
私は、焼きそば定食も大好きです。
イメージ 1

そう意味では、ワンタン麺、私好みです。
まずは、スープからです。
鳥のスープをベースに中華屋さんのスープですね。
ほっこりします。

ワンタンも賞味です。
しっかりとした具材の豚肉とワンタンの皮が一体となって、なかなか美味いですね。
麺も硬い目に指定しました。
麺も私好みの硬い目です。

なかなか美味いです。
シナチク入りのオーソドックスなスタイルです。
しかし、チャーシューが良くないですね。

ディスプレイーの見本とかけ離れた小ささです。
750円の値段と釣り合いが取れていません。
手抜きの仕上がりです。
ネギも、えーって言うほどしか入っていません。
もやしも、ご愛居程度ですね。

ワンタンも麺も共に美味しいだけに、もう少し丁寧に仕上げてもらいたかったです。
すこし残念です。
同行のカメラマンの天津飯も美味しそうでした。
味の感想は聞いていませんでしたが、あつあつの餡に手こずっていましたね。

私は同じ店に必ず二度行きますので、その二つの判定をした上で、馴染みの店にするかを決めます。
やはり、京都三条のマルシン飯店辺りを基準にしてしまいますね。
B級グルメの決定版「町の中華屋さん」です。

高級なお店は苦手ですね。
気軽に入れるそんなお店が心地よいです。

それにしても夕暮れのすこし肌寒くなった時期に、温かいものが口に入ったのは至福の喜びです。
ありがたい奈良紀行の散策でした。
こうした時間を頂けたことに感謝の念が耐えません。

天候にも恵まれ、穏やかな時間を古都奈良で過ごせました。
ありがとさんと手を合わせます。
ありがたいことです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、今週続いた奈良特集に「さようなら」という話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。