''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

ふんわか味わうフランス風無国籍な料理、「シェ・ムートン」の味わいより。

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暑いですね。
不思議なことに、平日の休みを頂きました。
日曜日まで三連休、月曜日に一日出て、火曜日に平日の休みです。
こちらは、夜の仕事場の方です。

もう一つ、不思議な昼の顔もあります。
こちらは、オフィスです。
昼の顔で、夜の食事会に招かれました。

前から、よくして下さっている社長さんとの会食です。
1週間前ほどに電話を頂いて、食事をしようと誘われました。
ちょうど、夜の仕事場の休みです。
いい間の電話でした。

そして、約束の当日、時間前に電話を頂いて、予約しているからと、単独入店です。
場所は、滋賀県の瀬田です。
JR瀬田駅から、5分ほどのところにある「シェ・ムートン」です。

駅前の滋賀銀行を右折して、BMパチンコという隣です。
駅前は規制が強いので、パチンコ屋とは分りません。
独特の音楽も聞こえません。
オフィス街という様相です。

予約名を告げると、一番奥の一段下がった部屋があります。
そこには、中庭らしい雰囲気がありました。
夜ですので、外は見えません。
赤いテーブルクロスが印象的な、隠れ家的なお店です。

しばし待って、久しぶり社長が登場です。
勝手に「兄貴」と慕っています。(兄貴と呼んでいませんがね)
もちろん、その手の業界人では、ありません。
私もです。(堅気の衆です)

一緒に車のディラーさんが、ご一緒でした。
「シュテルン」という滋賀の、メルセデス・ベンツの正規販売のお店です。
ドイツ語で、星を意味するようです。
スターですね。
紹介されたディラーさんも、この業界では敏腕のまさしく「スター」さんでした。

それにしても、凄く痩せられていると思いきや、体を悪くされて入院されていたと聞き、びっくりです。
その快気祝いも、兼ねての食事会です。

それに、愛車のベンツを買い換えられたとの、景気の良い話に、すごいと感嘆するばかりです。
その納車の祝いも、兼ねての食事会です。
自分のご褒美の為かもしれません。

いろいろと懐かしい顔に話も進みました。
ディラーさんの話もよく伺っていましたので、この方かと話もすぐに溶け込みます。
先に「私、ペーパードライバーです」と確認も必要です。
貧家では、ベンツどころか、車の置くスペースもありません。

前回も、ヤナセのベンツディラーさんから、S600の本のような立派なパンフレットを、仕事場に持って来て頂いて恐縮したくらいですからね。
私が、頼んだわけではありません。
誰かの陰謀です。
こちらは、即座にお断りの電話を入れました。

皆さん、車で来られていましたので、ノンアルコールドリンクで、乾杯です。
いろんな話に興味が沸きます。
商売の話は、面白いですね。
私も、もう少し力を入れないといけないです。

そんな最中、有名な県議の先生が、社長に会いたいと、おいでになり、おどろきです。
私も名詞の交換をして頂いて、しばし談笑しながら、ノンアルコールビールで乾杯です。
先生は、パーティー合間を抜けて来られたようで、すぐにお帰りです。
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それからが、コース料理の始まりです。
まずは、オードブルです。
白い皿に四種盛プラス、グラスのもう一品の五種盛です。

メニューを見ていませんので、詳しくは分りません。
手前が海老の変り衣のフライです。
そうめんか、細いパスタのような麺を、衣にして揚げています。
バリバリして美味いです。

その奥が、ラスクようなものの上に、お肉のパテのようなものが乗っています。
焼いたフランスパンの食感が、なかなか美味いです。
サクサク感が堪りません。

右側は、一口サイズの生ハムメロンです。
左側は、チーズで出来たような豆腐みたいな感覚です。
なかなかどうして美味いです。

シェ・ムートンは、フランス風無国籍料理のレストランです。
何が出て来ても、それもありですからね。
料理内容の説明があっているのかすら、疑問もあります。
バカ舌のペーパー料理人です。

グラスの中は、サラダです。
いろんなものが細かく刻まれています。
きゅうりとシーフード系のサラダに、イクラのトッピングです。

この一品については、インパクトがないです。
変り衣のフライの印象が、強い一品目のオードブルです。
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スープも変り種です。
冷製の桃のスープです。
カットされた桃も入っています。
こりゃ、変っていて美味いです。

桃と、ミルクか乳性品のクリーミーな味わいです。
その中に、カットされた桃が、上手に主張です。
これは、美味いです。

清涼感ありますね。
デザートでなく、スープにして出せるのは、シェフの腕が窺えます。
この後の料理の展開が、楽しみになります。
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メインは、お肉のステーキです。
痛風患者ながら、ステーキは、やはり素敵です。
(今日はこしか笑うとこないです。ねぇー、とおるちゃん!!)

トリフのようなキノコ風のスライスが、乗っています。
肉もミディアムか、ミディアムレアーの間です。

添え物の、丸いコロッケのような揚げ物もよく出来ています。
シメジのバターソテーも、素材の持ち味を殺していませんね。

ステーキは、両面を強く焼いてあるので、肉汁が封印されています。
脂身は、強くないですね。
いやどの部位か、すこし自信はありません。
ソースも、塩気がちょうどいいですね。

話に夢中になって、料理の説明をあまり聞いていなかったことが、残念です。
その間、電車で来た私は、グラスワインを頂きました。
どうしてグラスワインにしては、飲みよいワインです。
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このコースで一番の気にいったのが、デザートです。
和食党の私が、洋食のデザートに気が行ったとはね。

お薦めは、カットフルーツの盛られたロールケーキではありません。
ココットに入っているのか、プリンです。
このプリンが、泣かせます。

このプリンの美味さもさることながら、上にかかったキャラメルです。
これほど苦味がありながら、ここまで美味いプリンは初めです。
その苦味が、キワキワです。
これ以上、火と苦くて美味しくないです。

甘いプリンが、子供のデザートでなく、大人のデザートになっています。
ビターで美味いキャラメルの只者ではありません。

デザートには、コーヒーか紅茶が付いています。
ここにも、技がありました。
私だけ、紅茶です。

ミルクティーにしました。
ミルクポットのミルクは温かいです。
これが泣かせます。
(今日は泣いてばかりいる子猫です。いえいえ、今日はムートンだけに、子羊の方がいいです)

大抵のレストランでも、ミルクを冷たいものを用意することが多いです。
常温くらいのところもあります。
それでも、ポットが熱々と言うくらいに、温かいミルクは初めてです。

言い忘れましたが、パンはお変わり自由です。
二回ほど、温かいパンのお変わりをお願いしました。
美味しかったです。

オーナーと名詞の交換をして頂いて、それで店名の意味が分りました。
オーナーさんのお名前の一文字に、「羊」という字が入っています。
それで、ムートンなんですね。

羊皮を意味するムートンですね。
店内にも、この羊のデザインの飾りが置かれています。
なかなかシャレているセンスのいいお店です。
女性のお客さまが多いです。
なるほどと、納得のいく料理の構成です。

いつもながらの評価は、出来ません。
なぜって、料金が分らないからです。
社長のご馳走でした。

ネットで調べると、私でも頼める範囲の料理もあり、次回は自腹でお伺いしたいです。
やはり手頃なランチは、お客さんでいっぱいのようですね。
オーナー夫妻、ご馳走様でした。

とりあえず、病気からの快気祝いが、出来たのが本当によかったです。
体が一番、健康が如何に大切か、つくづく語られていました。

感謝が一番、社会に奉仕することから、物事は始まると、成功者の意味ある言葉は重いですね。
健康であるということ、生かされているということ、すべてお陰様と感謝しないていけません。

偶然の偶然は、必然です。
縁とは不思議です。
何かの不思議な縁で、結ばれたかたのような食事会でした。
ありがたいことに、私にはそうした仏縁を頂けていることを痛感した瞬間でもありましたね。

生きるとは大変なことが多いです。
嫌なことも多いです。
辛いことも多いです。
それも日常です。

日常生活が送れると言うことが、本当の幸せだとも言えます。
東日本大震災で被災された方々にとっては、未だに日常の生活が出来ておられない避難所暮らしの方も、大勢おいでです。

それを思えば、私の暮らしに不満はありません。
ありがたいと手を合わせる気持ちになります。

元気で日常を暮らせることは、至福なんだと感じましたね。
いつ病気になるか分りません。
もちろん、命も有限です。
今を精一杯暮らす、それが一番の幸せですね。

有意義な時間と料理でした。
ご馳走様でした。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らすを旨としています。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、ふわふわした記事の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。