''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

大輪の白い菊が咲いています より。

朝からいい天気です。
こんな日には、どこかに行楽にでも行きたくなります。
体が疲れていると、いい天気でも、外に行きたくないですね。
家でゆっくりしていたいと思うものです。

心も疲れていると、特に外には出たくない気分です。
精神の状況と、外出の関係は、私にはありますね。
私は、家で居ることが、意外と心地よいと思うタイプの人間です。
その反対に、休みの日は家にいることが嫌だという方もいますね。

十人十色とはよく言ったものです。
しかし、外出してゆっくりしたと思うこともあります。

この時期の季節なら、日中なら心地よいです。
朝晩は、外出には適していなくても、日差しのある日中なら、のんびりできます。

人の多いところは、苦手です。
伏見の疎水沿いに腰掛けて、水面を眺めることも、心がゆっくりします。

少し精神的にもお疲れです。
昨晩12時近くになって、友人からメールが届きました。
突然のメールでしたが、どうもお疲れ気味のメールです。

誰かに何かつながりを持ちたかったと言えます。
ふと、不安になったりするものです。
特に仕事で上手く行かないときはね。

この不景気です。
円高が少し落ち着いたとは言え、充分に円高です。
輸出に頼る資源のない日本としては、円高は痛手です。

海外に遊びに行くなら、円高の恩恵もありますよね。
今の暮らしに、そんな機会も余裕もありません。

いいことは、毎日ないんです。
日々の暮らしの中で、それらを見つけることが大切です。
先日の遅く帰宅の途中、スーパーに立ち寄りました。
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玄関に、大輪の菊が咲いています。
白いのやら、紫のやら、黄色いのやら、満開です。
それをほとんどの人は見ていません。
もったいないです。

花見は、何も春だけではありません。
秋にも出来ます。
秋は、もみぢだけじゃないです。

こうした花見が、遠くに行かなくても出来る。
ありがたいことです。

菊と言えば、この時期、枚方パークの菊人形展でしたね。
子供の頃、テレビのCMで見たものです。

郷里播州から、枚方パークには行った事がなかったです。
それでも、宝塚ファミリーランドなどでも、同じような催し物がありました。
菊人形と言えば、大河ドラマがテーマでしたね。

時代劇のいでたちと、菊の色合いが何とも言えず、特別の世界を作ります。
子供の頃には、理解できなかった世界もありましたからね。
今見るとまた違った趣です。
すでに、こうした菊人形は、後継者問題などにより、規模も開催も少なくなっています。

でも、スーパーの前に咲く大輪の白い菊、いいです。
凛とした品格がありますね。
菊のご紋も納得出来ます。

菊の花にも品格があるなら、人間なら尚更です。
周りに流されず、自分流の行き方が必要です。
上を見ても、下を見ても、キリがないです。
自分の分に応じた暮らしがあるだけです。

日々の暮らしの中、こんな立派な菊が見れました。
ありがたいことです。
一時、花の美しさに、心を捕らわれ、「無」になりました。
仕事も嫌なことも、忘れられる瞬間です。

つまらないことに、心を留めてはいけません。
この世は、仮の「空」です。
意味の無いことに時間を取られ、気持ちを取られ、意味ない空想に心痛めることはありません。
辛いことも、すべて「空」です。
つまらないことに、心を乱されてはいけません。

人に言っているのでなく、自分に対しても言っています。
それらを分っていても、その殻から脱出出来ないことも多いです。
理論と実践には、遠い隔たりがあります。
それが修行です。

悪い縁を断ち切り、いい縁を結ぶ。
これが現世の修行です。
その為には、悪いことをせず、いいことをする。
ここに因果の関係があります。
「空」は、縁起とも言えます。

ありがたいとこに、私は仏縁を頂いています。
ありがたいと感謝して暮らしています。
安殿気持ちがありますね。

花を見て、月を見て、旬の食材を食らい、酒を呑む。
至福の時間です。
ありがたいです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたい、これが願いです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、白けたつまらないことを聞く話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。