''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

有馬のてっぽう水で、喉を潤すより。

今日はいい天気でしたね。
昨日が仕事であったので、今日は替りにお休みです。
日頃の疲れが溜まっていたので、どこにも行かず家でゆっくりしました。

午前中は、いつものように株価のサイトを見ていると、あれっと気付きました。
一ドルが、78円になっています。
あれ、確か75円台で推移していたはず、突然の円安です。
すぐにネットのニュースで確認すると、政府介入が朝方あったようですね。
一時は100円近くまで、円安が進んだことにビックリです。

昨日買っておけばと、儚い夢です。
FXなら、いい小遣いになった方もおいでのはずです。
取らぬ狸の皮算用は、いつもの事です。
縁がなかったと、あっさりしています。

それにしても、すぐに75円台に戻りますでしょうね。
根本的解決がない以上、一時の足掻きです。
世界で、円安の政策を同調してもらわないと、到底日本だけでは、無理です。
この政府の介入が、逆に加速する円高に、弾みを付けるかもしれませんね。
74円、73円台も充分に考えられます。

景気が回復するまでには、まだまだのようですね。
どうなる日本経済です。
そんなことを、私が心配しても仕方ないです。

しかし、今日の円安は、久しぶりにびっくりした出来事です。
びっくりしたと言えば、先日の細川家の至宝展での事、火縄銃の展示です。

28番 九曜紋散象嵌火縄銃 銘 肥州住八助重勝作 林八助重勝
29番 唐草九曜紋象嵌火縄銃 銘 肥州住林清三郎重吉作 林又七

28番「九曜紋散象眼火縄銃 銘 肥州住八助重勝作」を鑑賞と、すでに武器だけではありません。
銃身に金の象嵌を施したまさに美術品です。

銘 肥州住八助重勝作とは、初代林又七の兄であると解説にあります。
29番 唐草九曜紋象嵌火縄銃も、その又七の銘が施された火縄銃です。
加藤清正に仕え、鉄砲も作っていたことに、驚きです。
後に細川家に仕え、お抱え工となります。

刀の鍔や三所(小柄・笄・目貫)などの象嵌の意匠にも優れた金工・鍔工の林又七(評価値400万円)としてしか、知らなかったです。
意外な驚きです。

肥後象嵌は,細川忠利侯に仕えた林又七が,鉄砲や刀の鐔に象がんを施したのが祖とされると言われているようですね。

林又七の作った刀の鐔などは,一見の価値在りと言えましたね。
それを思い出しました。
戦に鉄砲が導入された時に、何事かとびくっりした事でしょうね。
雷雲轟いたように思えたでしょう。

てっぽうと言えば、やはりふぐですね。
先日の家族会でも、がんこで食べたかったです。
昨日、仕事の帰りにスーパーによって、白サバふぐの一夜干を買って来て、晩酌に頂きました。
白サバふぐでも、充分美味いです。
貧家には、お似合いです。

家族会の後、海の見える港に行きました。
ちょうど、オリエンタルホテルの前当りです。
商業施設「モザイク」がそこにはあります。
食事も買い物も、シネマもありますね。
アミョズメントパークですね。

ちょうど、ハロウィンの少し怖い行進がありました。
母も気持ち悪いと言いながら、怖いもの見たさに、追いかけてましたね。
喉も渇いてのだ、ドリンクさがしていると、いいものがありました。
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有馬のてっぽう水です。
ロゴも鉄砲というか、大砲のロゴです。
有馬の炭酸水に甘味を付けたものです。

あっさりしていましたね。
瓶というのが、なかなかいいですね。
大きなベンチに親子して座って、瓶のサイダーを飲むのはなかなか無いです。

世の中、驚くことも多いですね。
でもね。
「山より大きな猪はいない」
棋士升田幸三さんの言葉を思い出しました。(過去にも記事にしています)

あの陣屋事件の将棋の棋士さんですね。
いろいろ逸話の多い先生です。

その面持ちから、「釈迦とキリストとソクラテスと、三人を合わせたほどの運気を持つ」と言われた御仁です。
現在の第一人者の羽生善治さんも、将棋を指したい人は誰かと言う問いに「升田先生と指したい」と述べているようです。
「魅せる将棋」を大切にし、既成の定跡にとらわれず「新手一生」を掲げ、自分の貫いた名人です。(Wikipedia参照)

でも、私からするとおちゃめな感じがしています。
しゃべって居られる映像を見ても、なかなか面白い方ですね。
その方の言われる中で、私は、対談の中で、永世棋聖の米長さんに言われた「世に不思議な事は山ほどあるが、山より大きな猪はいないよ」が一番好きですね。

何か、目の前にある出来事も、障害でなく、試練と考え楽しむ風潮がありますね。
多くの逸話もそうした前向きな考えに左右して、困難を乗り越えられたと思いますね。

日々の暮らしで、嫌なことも多いです。
それも、日々の暮らしです。
イライラしたり、ウジウジしたり、そんな心の三毒に占拠されます。

ありがたいことに私には、仏縁を頂けています。
それらを取り除く術も会得しています。
気にしないことです。
それでも、ダメなら、最後の秘術「観音さまの名を唱えます」を使います。

日々の暮らしの中で、ささやかな「よかった」を探します。
花を見て、月を見て、てっぽう食らい、酒を呑む。
ありがたいと感謝の気持ちを持つことが大切です。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らすのが、願いです。

今日も明日も、私も世の中も、平穏無事に過ごせますよう、祈るばかりです。

最後まで、話の玉がどこに飛ぶか分らない鉄砲のような話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。