''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

大阪城の梅園、梅三昧なり より。

今日は、朝から風が冷たかったですね。
昼から大阪に行っていました。
大阪森ノ宮から、大阪城公園を通り、梅園に参りました。

なかなか良かったです。
盛も過ぎたかも知れませんが、遅咲きの梅もあります。
充分見ごたえがありました。
車で来られた方は、駐車場お困りの様子です。

人も多かったです。
人人人と梅梅梅でしたね。
イメージは、人梅人梅梅人人梅梅人と言う感じです。
これは、やはり漢字の良さですね。
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高台から見た梅園です。
見頃ですね。
微かに梅の香りです。
そんな気がします。

時折若い女性の香水でしょうね。
この甘い香りは、19番の香りでしょうかね。
シャンプーの香りかもしれません。

そんな中に、微かな香りです。
風が強かったので、その香りの源泉を判明できなかったです。
咲いている梅花に、顔を近づけても、それほど感じませんね。
個々の木の種類によって違います。
イメージ 2

東錦でしょうかね。
白と紅の二色の色が、枝になっています。
不思議な梅ですね。

不思議と言えば、うめという字も、梅の他に、楳と言う字もあります。
漫画家の楳図かずおさんの「楳」です。
グワシーです。

上方舞の流派に、楳茂都流(うめもとりゅう)と言うのがあるそうです。
大正から昭和の初期にかけて、宝塚歌劇でも、採りいれられていたようです。
ながらく家元の座が空き、高弟が理事をつとめていたが、2007年に歌舞伎役者の六代目片岡愛之助が次世家元に内定、2008年12月に三代目楳茂都扇性となった。
楳茂都流では初代扇性以来、三つの法則を奥義として伝えてきた。それらは「天地人の体」「円形の構え」「六方の備え」と呼ばれる理論で、楳茂都陸平はそこに西洋のバレエやダンスにも通ずる、普遍性を主張した。(ウィキペディア参照)

天地人と言えば、妙法華経の天の証明、地の証明、人の証明に通じます。
円相と言えば、禅など悟りの境地の「○」に通じます。
それに、六方と言えば、仏、法、僧、戒、施、天の六法にも通じます。
「此の如き六法は、これ菩提心なり」と、仏説観普賢菩薩行法経の一節ですね。

それとも、「六」で「奥義」と言えば、懸賞金1億2000万ベリーのロロノア・ゾロの「六道の辻」でしょうかね。

五条の六波羅蜜寺近くにある実在する場所ですね。
昼はこの世で朝廷に、夜は黄泉の世界で、閻魔大王に仕えていた平安の歌人小野篁の伝説で有名な『六道珍皇寺』辺りです。

今では、あの世とこの世の入口の井戸は、封鎖されています。
落語にもある「幽霊飴」でも、有名です。

やはり、舞や踊りには、「秘する花」があるのですね。
人を感動される舞や踊りには、秘する芸道の試練があるが故に、人に感動を与えます。
楳の香りも、梅の姿も、仏法世界の見えない「妙」の世界と、見える「法」の世界にも通じます。

梅の花は、自分を美しいでしょうとは言いません。
春が近づいたから、梅として咲いているだけです。
それを、きれいと思うか、思わないかは、人の心です。
幡が動いたのか、風が動いたのか、いえいえ、それを見る人の心が動いたんだけですね。
そんな梅を見た感想は、「六」に因んで、もちろん「えーのうー」です。(笑)

花を見て、月を見て、心ゆくまで、心のバッテリーを充電します。
時間の問題ではありません。
質の問題ですね。
心の問題です。

この梅も、永遠ではありません。
一年の一瞬です。
心ゆくまで、堪能できました。
ありがとさんです。

ありがたいことに、私は仏縁を頂いています。
日々の暮らしにも、非日常の暮らしの中にも、幸せはあります。
それを見つけられるか、見つけられないかだけです。

目線を下げれば、見える幸せもあります。
ありがたいと感謝しています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も明日も、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、香りの某の木の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。