''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

日清のカップヌードル カレーを食らう より。

朝から今日もいい天気の予感です。
玄関に新聞を取りに行くと、いつも天を仰ぎます。

昨晩は、なにやらテレビを点けたまま、寝てしまったみたいです。
珍しいことです。
少しお疲れ気味かもしれません。

何かお腹が減ったと空腹を覚える事も、多いです。
そんな時は、定番のカップ麺で空腹を満たします。
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冷凍庫には、冷凍うどんもごはんもストックしています。
ですから、先日スーパーの特売していた日清のカップヌードル カレー味が食べたくなりました。
定番長の定番の味です。

醤油味の定番も美味いです。
小学生の低学年頃に発売した記憶です。
当時は、高かったと記憶しています。
まだまだ、即席インスタント袋麺の時代でしたね。

社会の中で、日清のカップヌードルが脚光を浴びます。
浅間山荘の事件でした。
当時、テレビで長いこと放送されていましたからね。
アニメが見られず、早く終わってと思ったものです。

その日の総世帯視聴率は、調査開始以来最高の数値を記録し、18時26分には民放、NHKを合わせて視聴率89.7%(関東地区調べ)に達した。同日のNHKの報道特別番組(9時40分から10時間40分に渡って放送)は、平均50.8%の視聴率(関東地区調べ)を記録した。これは2000年代に入った現在でも、報道特別番組の視聴率日本記録である。
(Wikipedia参照)

あの裏方で、凍った弁当を食することはできず、温かい食事のために、日清のカップヌードルが食されました。
それを大阪の新聞社の取った写真で、一躍社会に認知されたと記憶しています。
あの事件がなかったら、これほど社会に認知されていたか、不明です。
これも不思議なご縁です。

しかし、この事件では被害者も多く出ており、死者3名(うち機動隊員2名、民間人1名)という一大事件となっております。
その任務遂行のために、殉死された隊長が、二階級特進して警視長、警視正に昇進されています。
それを当時、ニュースで知っていました。

その時代は、テレビドラマでも刑事ドラマが、大人気でしたね。
私もよく見ておりました。
一番のお気に入りは、『Gメン75』です。
1975年の社会派の刑事ドラマでした。

ボスは、丹波 哲郎氏でした。
役名は、黒木哲也警視でした。
1982年のGメン82では、黒木哲也警視正にご出世です。

当時、警視と言えば、どれだけエリートかと思ってみていたものです。
ただ、社会を知るようになってから、特別なエリートではないことも知りましたね。

警視の階級は警察法第62条において、警視総監、警視監、警視長、警視正に次ぐ第5位です。
地方公務員しての位置付けです。
確かに、都道府県の条例によって、違いがあるにしても、中小警察の署長さんと言う扱いです。

多くの警察署長は、警視の一つ上の警視正がその任に当たります。
キャリアでは、7年目になれば、全員昇進すると聞きます。(Wikipedia参照)
つまり、キャリアなら警視には、29歳くらいでなれると言う事になります。
キャリアであれば、警視では出世のスタートにも立っていません。
警視正になって、初めて出世コースのスタートに着いたことになります。

この辺、警察機構の不思議なところです。
問題なければ、キャリアなら警視正には普通30代後半で昇任すると聞きます。
セミキャリアで、40代後半、ノンキャリアなら数は極めて少なく50代で昇進があるようです。

まるで、『踊る大捜査線』の柳葉敏郎さんの演じる室井さんなら、61年警察庁に入庁して平成7年に警視、平成10年に警視正です。
順調ならです。

一度、平成10年にあの事件で、警視に降格しています。
再度の警視正は、平成13年に返り咲き、平成18年警視長、平成19年に広島県警本部長として警視監と昇進されています。
平成21年には、警察庁長官官房審議官(警視監)と大栄転のご出世です。
(Wikipedia参照 オフィシャルガイドより)

ただ、ドラマや映画の上での話です。
少し無理もあるようですね。
そんなに簡単に出世はしません。
問題を起こせば、それで返り咲きもありません。

当時の『Gメン75』は、映画やドラマの『踊る大捜査線』の世界とは別物です。
金曜日の9時からやっていました。
小学生の私には、唯一楽しめる大人のドラマでしたね。
原田大二郎さんの演じる関屋警部補に憧れていました。

♪いつかきた道 あの街かどに 
ひとり求める 想い出いずこ 
ああ一度だけ 恋して燃えたああ あの時はもう帰らない~

エンディングテーマの『面影』(歌 しまざき由理 作曲:佐藤純弥 作詞:菊池俊輔)が懐かしいです。
哀愁すら感じます。
そんな昭和の時代です。
あの時代の味、それが日清のカップヌードル カレーです。

渋すぎます。
それでも、今食べるといろいろな事を思い出します。
味も香りも、昭和の思い出です。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝しています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、カレーな味と香りの昭和の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。