''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

節分の豆まき「鬼は内 福は内」の掛け声 より。

♪月は朧に白魚の~
ほんに今夜は節分か~
豆だくさんに一文の 銭と違って金包み
こいつは春から 縁起がいいわえ

と来れば歌舞伎の「三人吉三」の芝居の有名な台詞ですね。
すらすら言えたら、格好がいいです。

白魚は、「しらうお」と読んで下さいね。
白魚は、「しらうお」と「しろうお」と、二種類いますからね。
踊り食いするのは、「しろうお」の方です。

池波正太郎の『梅安』シリーズに出て来るのは、「白魚(しらうお)鍋」です。(『梅安料理こよみ』(講談社文庫)より)
さっと煮た白魚へ、潰し卵落して食べるのが、梅安の好みのようです。(『春雷仕掛針』より)

節分と言えば、♪月は朧に白魚の~いう台詞と言うのは、芝居じみていますかね。
私の昔の子供の頃は、夜になると、節分には豆まきの声がしていました。
「鬼は外 福は内」ですよね。
でも、妙法華経を信心する身としては、鬼は、仏の守り神さまです。

おろそかにする事は出来ません。
鬼子母尊神は、仏に帰依しました。
鬼の一族、十羅刹女(じゅうらせつにょ)は、仏の世界の守り神様です。

鬼とは、鬼門の方角、丑寅です。
牛の角と、虎柄の服を身に付けています。
うしとらを、一文字で書くなら「艮」ですね。
良の一角ない字です。

京都の鬼門の丑寅の方角には、都の守り、延暦寺があります。
魔物が入って来るのを、守ってくれています。
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家での節分の食べる豆の図です。
親子3人で、祝える最初の節分です。

真ん中の染付の猪口には、愛娘ゆうゆうの分です。
2つ入っているのは、今年に合わせて数1つ足して2つにしました。
今年も鬼さんも福さんも、娘をお守りください。

年の数だけ食べると言いますが、口に添えて食べさせるマネだけです。
焼いた鰯の節分鰯の膳は、用意は無いようです。
嫁の地域ではあまりないのかもしれません。
巻きずしの丸かぶりも最近の習慣ですからね。

ただただ家内安全を祈るばかりです。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、浮かれ烏の只三羽の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。