昨日、近くのスーパーでヨーグルトの特売やってました。しかし、ホームサイズの大きなやつです。食べ切りサイズのものは、よく食べますが、大きなサイズは、なかなか手が出ません。
プレーンのタイプなので、添付の顆粒の砂糖を使いました。しかし、量に比例しません。ブルベリーのジャムがあれば、それを入れてみるのもいいと後で思いつきました。
それにカレーに隠し味に入れるのにもお奨めです。牛乳とは違うコクが出ます。
入れすぎると白っぽいカレーになりますので注意が必要です。それに鶏肉を焼くときに使うのもありですかね。タンドリーチキンてやつですかね。鳥を使うなら「きらく」に使えばいいのかもしれません。
カレーと相性がいいのでヨーグルトとカレー粉混ぜて鶏肉に漬け込んで、またはグリルかオーブンで焼くのも良いかもしれません。そのまま食べるのも美味しいですが料理に入れるのも楽しいですね。
そんなこんなで料理に使わず、ヨーグルトの容器は空になってしまいました。
お釈迦様が菩提樹の下で悟りを啓かれ、弱った体に村の娘が乳粥を差し入れられた話を思い出しました。ちなみに、この娘の名は「スジャータ」です。あのコーヒーに入れるあれですよ。たまたまではありません。この逸話を知って名付けられたようです。
聖徳太子も牛乳やチーズやヨーグルトみたいなものを食されていたみたいですね。
食についてもだけでなく、物事全般を表現する言葉に醍醐味という言葉を使います。
これも牛乳を加熱して、酪(らく)を作り、酪から酥(そ)を作り、その酥から醍醐を取り出す。つまり、最上の味、それが醍醐であり、醍醐味でありす。
チーズのようなとろっとしたヨーグルトのようなもののようです。マンガの『ザ・シェフ』の主人公 味沢匠が再現しています。食べることは出来ませんが、これをみると作り方もよく分かります。
仏教の悟りであったり、最上教えや境地であったりするようです。
ちなみに、この酥は、塾酥(熟した酥)を指し サルピス(salpis)といい、これがあのカルピスの語源だそうです。ありがたいです。
食を学ぶことは歴史を学ぶことでもあるのかもしれません。
ぞんざいな気持ちで食べることをしてはいけないのかもしれません。
仏の世界では食事も修行です。感謝して頂きたいものです。
今日は鳥の山椒焼きが食べたい気分です。(ヨーグルトとは関係ないけど)